vol.27 青木選手参戦記

IRONMAN World Championship参戦記

10月12日ハワイ島で行われたIRONMAN World Championshipに参戦し10時間45分で完走しIRONMAN35周年の記念フィニッシャーメダルをゲットしました。

17年前のあの初トライアスロン完走の時と同じくタイムや順位など全く気にならない初々しく清々しい気持ちで一杯です。
この舞台に立てたこと、フィニッシュできた事を誇りに思います。

また世界中のトライアスリートとの力の差を実感できたことが大きな収穫で、来年またこの同じ舞台に立ちたいと強く思っています。

レースは想像していた通りハイレベルで私の実力ではもちろん勝負にはなりませんでした。

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スイムパートでは終始バトルの中で普段以上に体力を消耗しました。顔を三回ハードパンチ並みにけられ、これでもかというくらいに泳ぎにくく、コナの透き通る海も前を泳ぐ集団の泡で全く楽には泳がせてもらえませんでした。
2IMG_1019.jpgバイクパートではとにかく前半は抜かれても抜かれても我慢しav34km/hで95km地点のハービーを折り返しました。後半に巻き返しを図る作戦でしたが徐々に強くなる向かい風にペースをあげれずに苦戦しました。IRONMANカナダ同様かなり余裕を残してバイクパートを終え、ランパートに入りました。
IMGP0679.jpgやや脚が重いものの前半の5kmはキロ4分40秒台で刻めましたが5km以降ペースダウンし10-15kmあたりは歩きたい衝動にかられました。そんな時にふと気持ちの中で「このイエロージャージでは歩けない!」とチームメイトが日本で応援してくれているんだと心に強く思いながらの我慢我慢の序盤でした。
IMGP0768.jpg15km地点で現地に応援に来てくれた齋藤千恵さんから日の丸を渡され元気と勇気をもらいました。そしてクイーンKへ苦しい坂道を上りあと25km。
「うん⁇何か調子良くなってきたぞっ!」エイドでは立ち止まりながらもペースを少し上げて後半の折り返しのナチュラルエナジーラボへ向かいます。そして25kmあたりからついにキロ4分30秒台へとペースアップし復活!周りの選手は歩いたり、ペースがゆっくりだったり楽しいくらいにパスしていけます。すれ違う日本人選手に声をかけながら更に元気になった所で金山選手とすれ違いました。差は10分程度、「この調子ならフィニッシュあたりで追いつける」ハワイの先輩であり、練習仲間であり、切磋琢磨してきた同エイジのライバル。
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そして終盤で追いつき二人で興奮の渦のアリードライブへ、そして歓喜に包まれながら二人一緒にフィニッシュゲートをくぐりました。

あのアリードライプを駆け抜けた興奮と感動の時間は忘れることの出来ない一生の宝物です。楽しかった。苦しかった。
トライアスロンにそしてIRONMANに出会えて良かったと思える最高の瞬間でした。
aokiIMGP0842.jpg最後に
日本から現地まで応援にきてくれた大塚さん、齋藤さん。
アイアンマンライブで深夜にかかわらず応援してくれたチームメンバーに練習仲間のみなさん。
壮行会で熱いメッセージをくれたみなさん。
ありがとうございました。
みなさんのおかげで自分のレースを、納得のいくレースが出来ました。

そしてハワイを目指しているみなさん。
Anything is possible
一緒に頑張りましょう!

青木 睦

青木さん、お疲れさまでした。来年も行きましょうね。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

アイアンマン世界選手権まであと2週間

本日は、チーム・Yのアイアンマン世界選手権壮行会を開催しました。

3年連続3度目の出場となる金山選手、念願の初出場となった青木選手、2名の活躍を期待し、送り出しました。「日本の代表」として、全力で戦ってくれることを期待しています。会場は、毎年、チーム・Y 「発祥の地」 自由が丘で開催しています。

 

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出場選手に向け、激励の言葉を頂く。

3IMG_1719.jpg4IMG_1724.jpg5IMG_1725.jpg6IMG_1727.jpg7IMG_1729.jpg8IMG_1732.jpg9IMG_1734.jpg10IMG_1738.jpg

 

11IMG_1743.jpg12IMG_1749.jpg13IMG_1752.jpg14IMG_1765.jpg15IMG_1774.jpg16IMG_1780.jpg17IMG_1788.jpg18IMG_1789.jpg19IMG_1793.jpg20IMG_1794.jpg21IMG_1797.jpg22IMG_1801.jpg23IMG_1807.jpg24IMG_1812.jpg

みんなの期待が集まる。

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「青木&金山」名コンビ誕生。

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自由が丘 Y’s Diner     Y’sRoad の系列?

 

今年の取材:現地時間 10/8(火)~14(月)(日本時間15日帰国)

大会当日: 現地時間 10/12(土)

 

今年のレポートページ: http://geronimo.tokyo/?cat=12

昨年のレポートページ: http://geronimo.tokyo/?cat=14

 

 

今年も全力でレポートします!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 佐渡国際トライアスロン無事完走

三選手からのコメントです。

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佐藤です。

2人DNFでした。横山さんは見事完走です。それ以外も皆無事に完走です。丸田君は総合17位でした。ではでは。有難うございました。取り急ぎ報告まで。

20130901211949.jpg井上です。

昔のゆぴを彷彿とさせるはしりで、しほさん、三度めの挑戦初完走です。やったあ。人見さんも69才にして完走!見事!

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花火はどーしても大塚さんに見せたくて二十枚くらいとったけどガラケーの限界の、花火。

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丸田です。
決して満足できる結果ではありませんが、ここ2年間、佐渡Aでは膝の故障でまともに走れていなかったので、最後まで走り切る事ができて良かったです。佐渡は夏の終わりに、特別な魅力を感じます。

 

 

みなさん、無事完走おめでとうございます。お疲れさまでした。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013 & 2014】 史上最大の作戦 ~金山選手~

チーム・Y金山選手が昨日開催されたアイアンマンジャパンにおいて見事、アイアンマン世界選手権出場権をゲットしました。今年のジャパンは2013年ではなく、2014年の世界選手権の出場権となっていたため、すでに3月のメルボルンでゲットしている金山選手は、一年の内に「ダブルゲット」となりました。来年はアイアンマン予選に出なくても、ハワイが決定しているということになります。おめでとうございます。

《関連記事》

2013年ハワイゲット: http://geronimo.tokyo/?p=998

2012年チーム・Y: http://geronimo.tokyo/?p=406

 

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「エイジ2位スロット7でハワイ獲りました。タイムは10:07:50でした。切り込み隊長としての責任は果せたかと思います。詳細は祝勝会で。取り急ぎご報告まで。」

 

 

ダブルゲット、前代未聞です。凄いです。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013】 凱旋報告 ~青木選手~

先日、アイアンマンカナダにてアイアンマン世界選手権の出場が決定した青木選手が結果報告のため来店してくれました。

「本当に嬉しい」とのこと。

5日の祝勝会でもあらためて報告して頂きますが、怪我から2年頑張ってきてついに念願のハワイ出場となりました。

応援よろしくお願いします。

《関連記事》

ハワイゲット: http://geronimo.tokyo/?p=1004

レポート: http://geronimo.tokyo/?p=1008

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テイク9の写真がこれ。やっと笑ってくれました。(^^)

 

青木さん、あらためておめでとうございます。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 アイアンマン・ジャパン無事完走

小林です。

チーム・Y全員ゴールできました。バイク途中から暴風雨でした。応援のわたしはカッパで凍えてました。

取り急ぎ報告まで。

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集合写真に間に合わなかった大吾。昨夜は寒くて全員待機は厳しいコンディションだったので、すとう選手と二人で残って待ちました。無事ゲートに姿が見えたときはほんとにホッとしました。

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隊長獲物ゲットです。かっこよかった。あっぱれ!

 

 

みなさん、無事完走おめでとうございます。お疲れさまでした。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 アイアンマン・ジャパン

小林です。

昨夜のカーボパーティーの時の集合写真送ります。やや緊張気味です。

タニマリさんはチーム・Yではありません。(笑)

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8月31日(土)の予報 (YAHOO天気より)

曇時々晴

曇時々晴 25℃[-1]    14℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 10% 0% 10% 20%
風: 南の風海上では後南東の風やや強く
波: 1.5メートル後1メートル

 

天気は大丈夫そうですね。気合で臨んで下さい。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013】 アイアンマンCanadaレポート ~石田選手~

今回のレースは残念ながら不本意な結果に終わってしまったために、レース報告はその場でさせていただくことになるかと思います。タイム及び競技を終えた後の順位は以下の通りです。
Swim 1:16:20 (#155)
Bike 5:24:29 (#52)
Run 3:21:14n (#23)
T1 9:18
T2 5:22
Total 10:16:43
スイムが何故かいつもより7-8分遅かったこと、朝は10度ぐらいと寒かったので、T1での着替えにいつもより時間をかけ(かつトイレにいったところ)、スイムを終えた時点で、青木さんを含めたエイジ10番以内の選手には既に15分以上差をつけられていたようです。その後のバイクも寒さからなかなか調子が上がらずに(また途中で脱輪してそれを直すのと、ついでのトイレ休憩で数分のロス)、前半のバイクでも4-5分失っなったと思います。その分、暖かくなったバイクの後半のラップタイムは、どちらかというと、周囲対比遅くはないと思います。
ランは気温が低いことから、それなりにいいタイムは出るだろうという自信の元、前半からキロ4分半のペースで走り、それでハーフまではもったと思います。ただし坂の上り下りが多いコースなので後半はスローダウン。それでも3時間21分のタイムは自分のエイジグループでは1位でした。
後半に追い上げるというレース展開は悪くは無く、後半に粘り切った点は自分ではすごく満足しているものの、やはり前半のロスが大きすぎたために、それを埋めきれませんでした。ハワイに4年連続出場という夢が途絶え、今は正直落胆しています。まだ来年出場するレースも決まっていないために、 しばらくはオフシーズンを満喫しようかと思っています。
石田
石田さん、お疲れさまでした。まずは、お身体休めて下さい。
そして、2014年は「倍返し」と行きましょう!(^^)

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013】 世界選手権出場権獲得レポート ~青木選手~

IRONMAN CANADA

レースリポート(長文orz)

RTK宣言3年目にして念願のコナスロットを獲得することができました。
2002年の初IRONMAN完走(五島)以来12年目、トライアスロンデビュー以来17年目の遅咲きですが必ずIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPを完走しコナのフィニッシャーメダルを持ち帰りたいと思っています。

トライアスロンで出会った沢山のチームメイトや友人、そして練習仲間が私の財産であり、何もハワイの世界選手権に出ることにこだわらず楽しくフィニッシュすることや練習で切磋琢磨することだけで十分だと、そう思う時期もありました。しかし世界の最高の舞台、トライアスロンの聖地で行われるIRONMAN WORLD CHAMPIONSHIPに出場したチームメイトの充実した笑顔のフィニッシュシーンを、そしてあのイエロージャージを着て走りきった姿を見て鳥肌が立ち涙がこぼれ、やはりこの舞台に立つこと、それに挑戦する気持ちが大切なんだと思うようになりました。

そんな思いでエントリーしたIRONMAN CANADA。猛暑で練習が思うように出来ず、6月のIRONMAN 70.3 Centrair 以降身体の疲れがとれず、7月から8月は極度のスランプでフルアイアンマンの完走すら出来ないのではないかと弱気になっていました。そんな時にスランプ脱出のきっかけはチームメイトとの練習でした。スイムやランのフォームチェックをしてもらったり、仮想カナダの峠コースを競いあったり、皇居ランでもいいペース走が出来ました。

そしてIRONMAN CANADA1週間前。相性が良く7年連続出場してる手賀沼トライアスロン大会でコンディションをチェックしました。大事な大会の1週間前でやや無謀だったかも知れませんが結果的にここで自信とレース感を取り戻す事ができた事が今回のレースに繋がったと思います。

相変わらずレース前の緊張感をコントロール出来ずレース二日前から睡眠薬を飲んでも眠れず、睡眠不足でレースの朝を迎えました。2000名を超える参加者の割にトイレが少なく、トイレ待ちでウォーミングアップの時間が全くとれないままスイムがスタートしました。その影響なのかスタート直後に高心拍、過呼吸のような症状になりました。まさか、カナダまで来てスイムリタイアか?と頭をよぎりましたが、慌てず立ち泳ぎでしばらく休憩してリスタート。その後は終始バトルに巻き込まれながらも64分でスイムアップ。

寒さ対策でアームウェットを着けたままバイクスタート。
バイクは終盤の30kmの上りに備え、前半は抑え気味でいく作戦でした。平地や下りは外国人のパワーでどんどん抜かれ上り坂で追いつくパターンで25kmの折り返しでは100位くらい、おそらくエイジで15番くらいかなと、俄然元気が出てきました。そして終盤の上り坂では面白いくらいに外国人をパスし、それでもランに脚を残せた感じで5時間23分でバイクフィニッシュ!

そして今シーズン1番練習したランパート。
アップ&ダウンのあるコースなので上りは頑張り、下りは休むメリハリをつけて行く作戦です。かなり脚が残っていたのでスタート直後の3kmは楽にキロ4分30秒でペースをつかみ、折り返しまでは仮想エイジ15位とし、同エイジをパスしたり、パスされたりをカウントしました。

そして10kmの折り返し。
おそらく12番くらい、すぐ後ろに大西選手、山本選手、石田選手。「みんなでハワイに行くんだ!」同エイジのチームメイトが後ろから追いかけてくる事はプレッシャーでは無く、勇気や元気をもらえました。そして1周回目の終わり頃から脚が売り切れ始め、気分転換にトイレに行きましたが、体力をかなはら消耗し意識が弱くフラフラ状態。あそこであきらめなかった、頑張れたのは何故だか記憶がありません。そして2周回目、気温も上がりエイドでは水を被り、歩きました…立ち止まりその1kmはついに7分台。

やっぱりここまでか?

でもあきらめませんでした。
ジェルで補給し、脚を冷やし、クランプストップを使い復活、30kmの折り返し以降はチームメイト、日本人選手と声をかけあい、また沿道の日本から応援に来てくれた方々からも元気をもらいました。ラスト3kmで同エイジ2人にパスされ、おそらく15位くらい、なんとかロールダウン圏内だと確信し最高潮に盛り上がるフィニッシュゲートを飛び跳ねながら駆け抜けました。

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結果は10時間5分 エイジ9位

45-49歳は参加者も多くハワイのスロットは13個。

やりました!

応援していただいたみなさん、一緒に練習を共にしたみなさん、期待し、そして鼓舞してくれた大塚さん、ハワイの素晴らしさを教えてくれたハワイフィニッシャーのチームメイトのみなさんに深く、大きく感謝します。
ありがとうございました。

青木

 

とにかく最高の結果です。ハワイまで1ヶ月と少しですが、しっかりと体調整え、「本戦」で最高のパフォーマンスを期待します。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka