【メンバーReport】 トラデビュー ~横浜・大島~

遅くなりましたが横浜大会そして伊豆大島大会の報告をします。
昨年のトライアスロンアカデミー参加をきっかけに、本格的にトライアスリートを目指し活動を始めました。
今年のトライアスロン参加のための練習に昨年12月に初めての競技参加となるハーフマラソンを完走、そして3月には初フルマラソン完走、そうそう、1月にはデュアスロンの競技にも参加しました。もちろん茅ヶ崎店のサザンビーチトライアスロン、4時間耐久ランにも参加しました。
●5月12日、横浜大会でトライアスロンデビューとなりました。
スプリント・ディスタンスということでスピードが要求されるレースと聞いていました。
距離が短いので途中でつぶれてもいいので3種目とも全力で行こうと決めてレースに臨みました。4月中は腰痛や風邪で練習不足でしたが、5月に入り体調が良くなり思いっきりできました。
スイムは最初に女子だけのウェーブがスタートし、次に私の50歳以上の部のウェーブが5分後のスタートです。750mですから後のことは考えず全力で泳ぎ切りました。ほとんどの女子は抜かして、けっこう最初のほうでバイクに移れ、調子に乗って思いっきり走りました。けっこうイイ感じだぁ~ランに移るとき、バイクラックには10台ぐらい戻っているようでした、思いっきりランのスタートです。しかし、すぐに失速です。 原因は後で反省して次のレースに活かしていきます。苦しいランになりましたが、チームメンバーなどの応援を励みに走り、後半は持ち直し無事にゴールできました。 よかた~~
現地でリザルトは解らないし入賞なんて今まで無縁ですから、帰りの交通渋滞を避けたいので早々に帰宅。夕飯後、調べてみると・・・・・なんと171人中30位 エイジ3位じゃないですか!表彰式に出れば表彰されたようです。こんな最初で最後の栄誉を受けられなくて、とても残念でした。ちなみに、大きな銅メダルが約4週間後に宅急便で届きました!!家宝です。タイムはそれほど速くないですがこの結果は、今後の練習の糧になります。とても嬉しい~~ ヤッタ~
●6月8日、伊豆大島大会で ショートディスタンスデビューとなりました。
夜行船で6時に大島に到着して13:48スタートとハードな行程です。チームの須藤選手と2人での参加でした。大島経験者の先輩と同行できてとても心強かったです。船や宿の手配、レース前のバイクコース試走など本当にお世話になりました。有難うございました。宿の交楽荘では朝から入室させていただきくつろげました。気さくな女将さんがとても好きです。
天気に恵まれて最高のレース日和です。海の透明度も良く5m底も良く見えます。今回のレースは実績を作るために最低、完走することが大切だと思っていました。しかし、レースが始まるとアドレナリン全開です。スイム全力です。グループでは10番目ぐらいでバイクに移れたようです。調子に乗ってバイクも飛ばします!
しかし・・・・・・完全に判断ミスです、未熟です、技術不足です、体幹が足りません!
落車です!”終わった(;_;)” ・・・・・・・と思いました。手から血が流れてるし肩が痛い!また鎖骨やっちゃったか? もうやめようかな~ そんな時昨日見た増川さんのレポートが浮かんだ! 諦めるな!今日の目標は最低完走だったはず 立ち上がれた! バイク動くか?  乗ってみるか! 動く! ゆっくり走ってみよう! なんか歪んでる! あーステムが曲がってるだけだ! シフト問題ない! あっ交楽荘のおばちゃんだ!慰めてもらった! 走ってみよう! 走れた!  徐々にスピードも出る!  良かった~ランは横浜大会で失速した反省を活かしてチカラを出せました。しかし、ランのスピードが今後の課題です。 
諦めなくて良かった~  楽しい思い出になった~  最高だ~
タイムは2時間36分 91/300位でした。最初のレースですから自己新記録です。
次のレースは6月30日 南アルプス・フルーツトライアスロンです。
(ショートディスタンス)
藤倉充裕
藤倉選手デビューデビューおめでとうございます。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 アイアンマン70.3JAPAN

IM70.3セントレア知多常滑ジャパンに参戦してきました。

エンジョイ完走派から一皮むけたレースをしたいと思い立ち、この1年ほど紆余曲折やってきた結果、自分なりに納得できるレースとなりました。

今年40歳になるのを節目として、今までのように単に完走を目標とするのではなく、より高い目標を設定し、きっちりと結果を残していけるようになりたいと思い立ち、4月の宮古島をターゲットにトレーニングを積んできたのに、当の宮古島では直前の食あたりによる体調不良でレース序盤にリタイヤ・・・
今回のレースこそ!と意気込みつつも、それなりに頑張ってきた分だけ余計に不安もつのる中、常滑に入りました。

土曜日早朝からの移動で10時前にセントレア空港に着き、さっそく競技説明会、選手登録を済ませ、バイクチェックインとバタバタと手続きをこなす。
今回のチームからの参加メンバーはIMハワイを目指す強豪エイジグルーパーの皆さんばかりで、やや気後れしつつも自分も緊張感が増していく。
全ての手続きを終え、チームの皆さんとうなぎ屋さんで夕食をとり、自室に戻って軽く晩酌。
緊張から寝付きは悪かったが、やれるだけやってきたんだから明日はとにかく楽しもう!と就寝。

4時に起床。シリアル系の補給食で軽めに朝食。シャワーを浴びて身体を温め、ゆっくりと準備する。
天気は薄曇りでレースにはよいコンディションのようだ。6時に宿を出てレース会場へ。
バイクの最終確認、トラバッグのセットを済ませ、スイムアップからの道順なども再確認。
別宿のメンバー、東京から応援に来てくれたメンバーと合流、エールを送り合いテンションをあげていく。

自分は第3ウェーブでのスタート。いつもスイムは不安だらけだが、今回はサザンビーチで何度か海練していたし、何より2週間前にサザンビーチから烏帽子岩までのオーシャンスイム3.8Kmをやっていたので気楽にスタートできた。
スイムコースは950mの折り返し。往路は流れに向かうので進みは悪く、ややバトルもあって泳ぎにくかったが、折り返し後は追い潮でスムーズ。
目標40分のところややオーバーの41分でスイムアップ。(やっぱりスイム練足りない!)

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長い長いトランジットエリアを走り、一番時間とお金をかけてきたバイクパートへ。
DHポジションできっちりと走れるようにポジション改善に取り組み、この2月に宮古島用に大塚さんに頼んでバイオレーサーで改めてポジションを出し直して組み上げたCEEPO
KATANA サザンビーチカラーのスペシャルモデル。
宮古島では早々のリタイヤでコースを走ることはなかったので、今回が実戦初投入!
今年のバイクコースは大井埠頭のような工業地域22.5Km4周回のフラットスピードコース。
目標はアベレージ30Km以上の3時間以内。イメージは33Km/HでHR150前後だったのに、スタート時のHR160オーバー、しばらく走れば落ち着くだろうと32~33Kmで回していく。
結局HR155前後で何とかペースを維持。時々速い集団に巻き込まれ怖い思いをしながらも最後まで踏み切り、2時間50分でバイクフィニッシュ。
ほぼイメージ通りの走りとCEEPOの威力に大満足!!
ただ、コース設定上仕方がないところもあるが、予想通りあからさまにドラフティングしている選手も多く、少し残念な感じ・・・

残るは苦手なランパート。目標は2時間。序盤は計画通り5:45/Kmペースで走れていたが、5Kmを過ぎたあたりからペースが落ち始め6分少々で歩を進める。
苦しさが増してきたがこれ以上はペースを落とさない!絶対に歩いたりなんかしない!と耐える。
ランコースはほとんどが海岸沿いだったので、サザンビーチを江の島目指して何度も走ったことを思い出すことで集中力を維持できた。
GPSで距離とペースを確認しながら走っていたので、残り5Kmくらいで少々ペースが崩れても目標の6時間切りは達成できることを確信したが、少しでもタイムを稼ぎたく踏ん張る。

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そして、盛り上がるゴールゲートへの花道に入り、したり顔でフィニッシュ!!

ランスプリット2時間8分少々で、合計タイムは5時間49分と目標達成!

昨年のリザルトを見返すと6時間28分だったので、コースは変わっているけど40分近く短縮できたことに自身の取組み成果を感じ、大した記録ではないにもかかわらす自己満足に浸っています。

最後に、練習をともにしているチームメンバー、多くの応援をいただいた知人友人、最高の練習環境・機会、そして機材を提供してくれている大塚さん、日々自由に練習させてくれている奥さんに感謝!
TEAM-Y最高!サザンビーチ最高!
ありがとうございます。

次は珠洲Aです。目下の課題は減量です・・・ 以 上

 

田中さん、練習の成果が実感出来て良かったです。さらに進化しましょう!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 ITUロングディスタンス世界選手権

昨年参加した五島バラモンキングで、ITUロング世界選手権への出場資格をゲット。

6/1(土)に、フランス・ベルフォールで開催された大会に参加してきました。
以下、そのレポートです。ちょっと言い訳じみてますが、ご勘弁を。
今年のヨーロッパは、フランスを含め異常気象で寒い日が続いているらしい。
その影響で、スイム会場のMalsaucy湖の水温は14~15℃。
レース前々日の競技説明会で、スイムの中止、RUN-BIKE-RUNのデュアスロンへの変更が発表された。
SWIM 4km, BIKE 120km, RUN 30㎞の予定が、1stRUN 9.5km, BIKE 87km, 2ndRUN 20㎞に、各々の距離も短縮された。
スイム苦手の自分には、ラッキーだと思われた。
実際、スイム練習不足の帳尻合わせのため、出発3日前に参加した烏帽子岩遠泳3.8kmでも、脚攣って一人だけ途中リタイア。
しかも、出発時にも痛みが残って、何とも不安だらけの最悪の結果に。
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1雨のバイクチェックイン.jpg
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前日、バイク預託時は雨だったが、幸いレース当日は雨はあがっていた。
しかし、気温はかなり低く、通常は国名と氏名がプリントされたレーススーツの他は、着用が許可されないが、今回は下に長袖などの着用や、アウターの着用も許可された。
自分は、トライスーツの下にFinetrackのアンダーと長袖Tシャツを着こみ、アームウォーマーはトランジットで付けるのに手間どりそうだったので、手首まで下げた状態に。
脚は膝下までのレッグウォーマーを付けた状態で、露出部分にはウォームアップクリームをたっぷり擦り込んでスタンバイ。
エリートは、ゼッケン順にひとりひとりコールされ、大喝采を浴びる。日本からは、男子は益田選手、河原選手、高濱選手が、女子は田中選手が参戦。
各国エイジ選手達も、スタートゲート地点でエイジグループ毎にスタートを待ちながら、自国のエリート選手のスタートに大声援を送った。
エリートに続き、男子エイジの高齢グループから順番に2分間隔でカテゴリー毎にラン スタートして行く。すぐに自分たちのスタート時間に。
デュアスロンは、数年前のカーフマン以来久しぶりだ。その後のバイクでヒルクライムが控えているので、脚が攣らないことを祈りながら抑え気味に走って行く。
湖の周りの森の中を走る、結構アップダウンのあるコースで、心臓はバクバクだったけど、楽しいコースレイアウトだ。
何とか脚を攣ることなくバイクトランジットへ(44:36)
トランジットでは、ヘルメットのストラップの紐がクリップから外れていて、もたつく。焦ってなかなか紐が通らない。
走り出したら寒そうだったので、フレームに付けた「HOLDTUBE」に入れた薄手のウィンドブレーカーをトランジットで羽織った。
バイクに移って、時々小雨がパラつくも、寒さは感じない。
バイク時の補給食としては、現地調達したチョコ・マドレーヌと、SAVASゼリーバーを携行。約30㎞毎を目安に、取ることに。
市街地では、沿道から「アレー」の声が降りかかる、さすがツールの国。石畳もあり、まるでツールを走っている気分で楽しめた。
実際、昨年のツール7日目のステージ後半が、今回のヒルクライムのすぐ近くのようで、8日目のスタート地点がベルフォールだ。
2005年のツールでは、今回のピーク「バロン・ダルザス」を逆側から登ったらしい。
そのコース中盤のヒルクライムに差しかかる。500m地点からピークは1100mまで、600mを8㎞ほどで上る。(平均斜度約7%)
キツイけど、このコースを走れることに感激!雨もなく、山々も所々薄らと見えている。
前述の攣ったふくらはぎに不安があったが、無事にピーク到達。
それほど寒さも感じず、下りの寒さ対策も兼ねてボトルゲージに携帯したレインウェアを着込むことなくダウンヒルに突入。
ガスとウェットな路面に細心の注意を払って下っていく。
さすがに下りは寒い。筋肉が硬直するので、なるべく脚を廻しながら下る。
が、下りきった辺りで、クランクストップ使う間もなく瞬殺で左脚内転筋を攣る。
ペダル外れず、立ちごけしそうになりながら道の脇に停車。ストレッチしたとたんに反対の右脚も攣って動けず座り込む。よく攣る脚だ。情けない。
レインウェアを着込み、「芍薬甘草湯」(痙攣を鎮め痛みを和らげる漢方薬)を飲んで、痛みに耐えながら民家の軒先で寒さに震えていたら、おばあさんが毛布を持ってきて掛けてくれた。
痙攣治まって立ち上がるとまた攣るの繰り返しで、約30分ほど留まっていた。何とか歩けるようになり、レース復帰。
ボンジュールとメルシーしかフランス語の語彙がないため、メルシーよりも日本語の方が気持ち伝わる気がして、「ありがとう」と両手を握って感謝の気持ちを伝えて、その場を立ち去る。
その後、バイク終了まで後5kmほどのところで、こんどはパンク!Oh my God!
チューブ交換終え、空気入れるようとしたところ、焦って押し込みすぎてバルブを破損。バルブの先が完全に折れた。
レース前日のバイク預託時に空気入れた際にも、チューブ1本ダメにしていて、EXPOでも見つけられずに予備は1本のみ。
頭が真っ白になった。「リタイア」の文字が頭をよぎる。残りの距離を考えると押して歩くのはちょっと無理。バルブ同様自分の心も折れかかる。
最初のがスローパンクだったので、空気入れれば残り何とか走り切れるのでは?と元のチューブに戻し、また空気を入れ直して再スタート。
最後まで持つことを祈って走ったが、2km程でまたベコベコになった。
ここまできたら、意地でも完走してやると渾身の力で、再度気合と空気注入!
ゴール手前では、またもベコベコになったが何とかバイクゴールへ。(4:07:49 メーター値T3:23:13 D86.96 Av25.6)
最後のランは、1stランのコースを2周回。
ランに入ると、2周目とおぼしき選手がチラホラ。日本選手の背中も見えている。周回遅れだろうが、ベストは尽くそうと背中を追う。
練習仲間で、同じカテゴリーでもあるS崎選手に追いつき、声をかける。やはり2周目とのこと。一旦前に出るが、上りでまた脚攣りそうになり歩いたところで並ばれ、下りで離された。
意地を見せたかったが脚が限界、背中を追いかけつつ周回終盤へ。ゴールゲート方向へ入って行くのを見送って、自分は2周回目へ。
2度ほどあるキツイ上りは歩きも入ったが、何とか持ちこたえて感動のゴールゲートをくぐった。(1:51:38)
完走メダルをかけてもらい、記念バックを受け取る。あらためて、ゴール出来た喜びが湧き上がり、ゴールを振り返って、しばらく感動の余韻に浸っていた。
諦めないで本当に良かった!今回のレースはその一言。
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2選手受付会場にて.jpg
【結果】
TOTAL 6:59:09 AGE総合 626位/完走698人 M50-54 67位/完走68人
ロングというよりはミドル、しかもデュアスロンとなったが、初の海外レースだった。
不安もあったが、日本代表としての貴重な経験、ツールの国での最高のバイクコース、フランスの古い街並みなどなど、今回世界選手権に参加して本当に良かったと思った。
最後に、いつも一緒に練習してくれる仲間、気持ちよく送り出してくれた職場の仲間、そして何より家族に感謝!ありがとう!
また、日本選手団を手厚くサポートしていただいた、JTU鈴木貴里代理事、JTU中島靖弘委員長、相田博幸メカニックに深謝!お世話になりました&ありがとうございました。
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増川 弘幸
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街のシンボル_ライオン像と城塞
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4パスタパーティ会場にて.jpg5メイン会場への下見サイクリング途中.jpg6街の中心地と川沿いのサイクリング道路.jpg7無人式コインレンタサイクル.jpg初めての海外レースでした。
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増川選手お疲れさまでした。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 大島トライアスロン

藤倉さんはバイク落車しましたが擦り傷程度で完走。落車してなければスイムもバイクもランも須藤選手より速く、表彰台だったのに!と悔しがっています。91位2時間36分。

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でも、レース後、救護所の女の子たちに寄ってたかって癒されて喜んでます(^^;)

須藤は無難に51位2時間28分

ハンディキャップ25位、25回記念大会の特別表彰が無かったのが納得できません(^^;)

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大島の海は飛びっきりきれいでした!宮古島とは違うきれいさである意味宮古島以上の透明感と鮮やかな海藻や魚など生物のにぎわいで感動しました\(^o^)/

 

須藤選手、藤倉選手、お疲れさまでした。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 サザンビーチ~烏帽子岩アイアンマンスイム

《サザンビーチ~烏帽子岩アイアンマンスイム有志練習会報告》

サザンビーチから烏帽子岩まで往復3.8km、4.0kmでも3.5kmでもなく3.8km…

ロングディスタンスのスイムの距離と寸分違わぬこの距離は、トライアスロンに取組む人間としては最も魅力的な数字。ここにチーム拠点があることに、運命・使命すら感じていて…

ということで、茅ヶ崎合宿初日、一種目目のスイム練として有志による遠泳を企画。トライアスロン競技でも最も命の危険があるスイムパーツ、有志練習会とはいえ、安全のための事前調整と当日の安全対策は可能な限り行った。

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実施2日前

茅ヶ崎市役所農業水産課担当職員の方付き添いのもと、茅ヶ崎漁業協同組合に赴き最終打ち合わせ。より安全な企画に内容を一部修正して、当日影響のありそうな、しらす船や地引き網船等と県への連絡をお願い。

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前日

最終の内容を湘南海上保安署に連絡にて手続き完了。参加資格は3.8km泳いだ実績があるか同等の泳力ある人で、日頃コミュニケーションとれている知った顔(^_^)b とはいえ何があるかわからないのが海。保険として浮き袋とフィンを購入。

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(余談)

このエマージェンシーフロートは水泳の補助具というよりは、団体泳の目印として極めて有効なアイテムだった。漁協の方が言っていた通り、人の頭なんて近くにいても認識しづらい。この浮き輪プカプカが常に進路目印となった。

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そして迎えた当日

参加者16名

海は広いな大きいな~♪ 行ってみたいな烏帽子岩~♪
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常日頃から烏帽子岩に思い入れのあるメンバーが集まった!(^^)!

いつも指差しながらも行けなかった、近いようで遠い存在の烏帽子岩。

「今日こそみんなで行くぞー!」っと妙なテンション(^^;)

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強力なサポーターは地元の“サーフ90茅ヶ崎ライフセービングクラブ”の皆さん。

http://surf90.jp/

ブリーフィング.jpg

スタート前のブリーフィング

「脅かすわけではありませんが…」と、先週サメ出没情報。“シャークサイン”とその後の対応方法と「決してそこで人生諦めないように…

(・_・;)」という重要なアドバイスをもらいスタート。

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16名まとまっての団体泳に対して、なんと!

レスキューボード6艇…がぐるっと囲んでくれて…

救護ボートIRB(2名)…がフォローしてくれて…

マリンジェットPWC…が外周を巡回してくれて…

という、VIP待遇、安心して泳ぎに集中できました。

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烏帽子岩に向かって泳ぐのは、何だか神聖な行事のようでした。

みんなで泳ぐのが楽しくて、到着前から終わっちゃうのが残念…という思いが込み上げてくるほど順調に前進し続け、予定通り45分で烏帽子到着。

いつも遠方に眺めている烏帽子も写真や作り物ではないのに、何故か「本物!」「生えぼし!」と歓声。

一言でいえば“感無量”

烏帽子を至近距離で見た感想は“意外と小さい”

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証拠写真を撮って、今度はサーフ90の黄色いコンテナ目指して往路とほぼ同じペースで1.9km

穏やかながらも流れがあったり、漁船が接近したり、直線往復のコース設定でも一路目指すのは意外と簡単ではなく、それでもロスなく事故なく無事帰還できたのはライフセーバーの皆さんのおかげ。

「海での事故を未然防止するために自分たちはいるから、きちんとサポートできて良かったです」「皆さん泳ぎ馴れていてサポートしやすく、安心してみていました」と言われ、本当に恐縮です。

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多くの理解者と協力者、そしてチームワークにより、良い練習…というより、貴重な体験ができました。

手探りスタートで、諸届けの多さに笑っちゃいましたが、勝手に泳がないで本当に良かったです。

 

(おまけ)

スイムアップの興奮さめやらぬ中、2種目目3時間スピニングに移動はレースさながら、さらにバイク終了後の仕上げ2時間ランは「2時間も!」というよりは「あと走るだけ」「早くおわらせたい」…

とまさにレース中の心境満足度の高い、合宿初日でした。

報告:斎藤

 

素晴らしい企画、無事終了、お疲れさまでした。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013】 メンバーレポート ~石田選手~

メインの常滑の前の刺激入れということで51.5Kのレースに出場でしたが、結果はかなり満足のいく出来でした。

各種目のタイム、順位は以下の通りです。

スイム(1.5k) 23:16 (40位)

バイク(40k) 1:04:26 (10位)

ラン(10k) 38:55 (5位)

総合 2:06:37(9位)
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上位の4選手は、20代のプロ、セミプロの選手ばかりでしたので、真のエイジグルーパーは5位以下という感じでしょうか。その中で9位、かつランも5位ということでしたので、自分としてはいいレース展開だったと思います。大分スピードを出すことには今回のレースで慣れましたので、常滑へのいいトレーニングレースになったと思います。
また、アイランドシリーズ独特のルールで、年齢のハンディキャップ制度(35歳以上は一歳年を重ねるごとに、タイムを一分短縮)があり、ハンディキャップ部門では4位に入賞。またおまけとしては(というかこちらがメインかな)、青木、石田、斎藤の男女混合レースで見事一位を飾りました。この優勝という結果には、3人とも驚き、喜び、盛り上がりました。
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【チーム・Yメンバーレポート】 http://geronimo.tokyo/?p=1027
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新島は今年初めて参加しましたが、リピートしたくなるレースですね。
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石田選手お疲れさまでした。
順調な仕上がりで何よりです。本戦に向け頑張って下さい。
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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【Road to KONA 2013】 メンバーレポート ~河上選手~

アイアンマンニュージーランド 初アイアンマン体験記
レース結果 10:37:42  総合130位 エイジ31位(40-44)
2013年3月2日、初アイアンマンレース&初海外レースをを完走しました。その体験記を記します。長くなりますが、ご辛抱ください。
2月27日(水)

仁川経由大韓航空にて、ニュージーランドオークランド空港に降り立つ。結構マイナーな行き方だと思ったのに、結構な日本人の数。しかもほとんど、トライアスリート。どこかのツアーの人たちなのかな。みんな、とても強く見える。
オークランド空港にて、WILD EDGEツアーの堀さん夫妻を待つ。今回はこのツアーに本当にお世話になった。とりあえずバイクを持って空港に降り立てば、あとはすべてお任せのフルコース。パーティーの送迎から選手登録、観光まですべて案内してくれる。初めての海外レースなのに本当にリラックスできたのはこのツアーのおかげ。

ニュージーランド航空で来られる方(これがメジャーな行き方)と合流して一路タウポへ。タウポまで300キロ、車で4時間ほど。途中は牛ばかりで羊はいなかった。残念。羊は儲からないらしく北の方ではほとんど見ないそうである。
夜、泊まり先のAbsolute Lake View Motelに到着。その日はツアーのみなさんとモーテル近くのタイ料理屋で夕食。石井さんが頼んだベジタブルカレーが美味しそうだった。で、そのままスーパーに買出し。

 

2月28日(木)

朝、スイムコース試泳。タウポ湖は湖というよりもう大きな海。流れが強くビックリしたが、本番はその流れをせき止めるらしい。ほっとした。水温も思ったより冷たくなかった。透明度がものすごく宮古島より水中がよく見える。淡水なので少々水を飲んでも大丈夫。

帰って、バイク組み立て。大韓航空は受託手荷物23キロまでなら自転車も無料。本当は輪行袋にSCICONを使いたかったのだが、袋自体が重くて断念。OSTRICHのOS-500を使用。少々不安だったが無事のよう。そのまま、ツアーでご一緒の志垣プロ、今村さん、鈴木さんにバイクコースの一部試走に連れて行ってもらう。

帰宿後、今度は専用車でバイクコース(一部)とランコースを下見。バイクコースは90キロを2周回。スタートしてすぐに7パーセントの上りがある。ここをいかに抑えて走ることができるかが、カギになりそう。また、1周目と2周目でコースが若干違うので要注意。プロでも間違えたとのこと。堀さんが丁寧に何度も教えてくれる。大丈夫。ランコースは14キロのコースを3周回。コースが複雑に感じたがランコースを間違える人はいないとのこと。下見のときは気がつかなかったが、実は意外とアップダウンがあるコースだった。

帰ってきて、選手登録会場へバイクで向かう。ホテルから会場まで歩いても10分ほど。ホテルからスイムスタート地点も同じくらいで歩いていける。楽ちん。

選手登録するためにはウェットスーツの消毒が必要となる。タウポ湖の自然を守るためだそうである。会場でジャブジャブ消毒してもらってその証明を持って選手登録。これまた堀さんがついて来てくれるので心強い。リストバンドをつけてもらい、体重まで計測した。ベストより+4キロ増。冬の間の貯えが解消されなかった。調整不足。トランジションバック等をもらったので帰りは、バイクを押して歩いてホテルまで。チームYでは複数のトランジションバックを背負ってのバイク乗りは禁止です。ひっかかって大変な目にあった方がいるらしい。教えを忠実に守る。

夕方、カーボパーティー&選手説明会。

さすが欧米。大味だが、たくさんの食事がある。カーボローディングの名のもとに大量に平らげる。おかげで胃腸が疲れて体重も増加。堀さん曰く、レース前は意気込んで食べるより、本番でしっかり補給できるように、むしろ抑え目で胃腸を休めるほうが良いとのこと。こういうところに経験の浅さが出る。

飲み物にはレース当日エイドで提供される「Horleys」なるスポーツドリンクもあった。日本では見かけないのだが、あまり甘くないので日本人にも大丈夫そうである。

食事を食べてから、主催者の挨拶が始まる。これが日本のレースと違うところ。実に選手のことを考えてくれている。日本では主催者の長~~いスピーチが終わるまで食事はお預け。なんとかしてほしいものである。

説明会は英語でまったく何を言ってるかわからないのだが、日本語の資料も配られるので大丈夫。エイドにはいつも自分が使っているPowerBarやPowerGelも置いてあるそうである。一安心。ドラフティングは10m。まあ、そんなことしないから関係ないと思ったけど、その油断が後ほど悲劇につながる。やれやれ。

帰ってきて各トランジションバックにレース道具を入れる。

 

2月29日(金)

朝、二度目の試泳。昨日は過呼吸気味でうまく泳げなかったけど、二度目になるとさすがに慣れてきた。オープンウォーターはもとよりスイム自体が苦手なのでいつも不安であるがなんとかなりそうである。そういえば3.8キロを続けて泳ぐのは初めてだなあ(佐渡Aは1.9キロ2周回。一周目で陸にあがる。)

その後は軽く走って終了。ホテルには朝食はつかないが、調理器具がある。今回の旅は食材を買いすぎてしまったためにほとんど外食せずサンドイッチ風なものを作って食べていた。果物も大量に買ってしまっていた。これも食べ過ぎの原因。やれやれ。

午後、バイクとトランジションバックの預託。またバイクを押して、てくてく会場まで。

ああ、バイクカバーを忘れた。天気が良かったからよいが、雨が降ったら悲惨だった。さすがにプロはしっかりカバーをかけていた。チェーンオイルをしっかり塗り、ギアトレイン周辺と補給食が張り付いているトップチューブ周辺にはビニール袋をかけた。ビニール袋の固定には養生テープ。今回これが大いに役立った。ヘルメットもバイクにセット。ボランティアの方がたくさんいてバイク預託にもしっかりついてきてくれる。何か話しかけてくるのだが、英語が苦手な私にはさっっぱりわからない。目標タイムを聞かれているらしく「10 to 11」と日本人らしく控えめ(!?)に答えておいた。結局、結果はそのとおりだったのだけれど。トライアスロンもフルマラソンといっしょで、スタートラインに着く前にそれまでの練習量、体調である程度の結果が想像できるものですね。

ホテルには小さいながらもサウナやジャグジーもあるので、当日の暑さ対策でそれらを使用。サウナは日本の冬の寒さで閉じてしまっている汗腺を拡げるために有効であるとのこと。来月の宮古島のレース前にもサウナに入ってみよう。

夜9時就寝。いつもレース前は緊張で寝られないのだが、この日はなんとか眠ることができた。日程的に余裕があったり全部おまかせのツアーのおかげでリラックスできているからかな。

 

3月1日(土)レース当日

4時起床。5時間くらい眠れたかな。眠れないのがあたりまでレースには臨んでいるのでうれしい限り。昨日の間に作っておいたサンドイッチや果物を食べ、フロアポンプ、チェーンオイルを持っていざバイク会場へ。バイクはしっかり夜露に濡れていた。やっぱりカバーは必要だった。今回はリアのホイールに、知り合いに借りた飛び道具「ZIPP SUB9」を使用。ディスクホイールなのでみなさん、空気を入れるのに苦労されるようであるが、私のフロアポンプにはHIRAMEの横カムが付いているので、比較的楽に入れられる。さあ、入れようと思ったら外人(って表現も変ですが)に声をかかられる。ディスクホイールなので空気を入れてほしいとのこと。時間がないんだけどなあと思いつつ、志を同じくするトライアスリート同士、しっかりお手伝い。外人もそのフロアポンプに関心していた。日本の科学力は世界一っっっと思った瞬間です。その外人、体は私よりかなり大きいのに空気圧は7barでよいとのこと。空気圧ひとつをとってもいろんな考え方があるんだなあ。

サイクルコンピュータの電源を入れ、チェーンにオイルもさし、ギアも適当な位置にセットし、会場を去る。

ホテルに戻り、昨日作ったサンドイッチを食べつつ、ウェットスーツに着替える。ワセリン、日焼け止め(日本は冬なのですっかり忘れていたのだが、入れておいてよかった)あとMASAさんのNZ参戦記に書いてあったホットクリームを塗ってみる。これは非常に有効だった。身体がポカポカしてくる。スイムで過呼吸にならなかったのもこれがウォーミングアップの代用になったからかな。

レース後の着替えを入れたトランジションバッグ、水を持ってスイム会場へ。みなさん、サンダル等で会場までいくのだが、つまずきたくない自分はしっかりスニーカーを履いていった。

 

[レース編]

スイム 1:08:42 SWIM  部門別509位

スイム会場はまだ夜明け前。スタートを待つ選手、応援の方でごったがえしている。

我々のスタート20前にプロがスタート。さすがプロ。あっという間に湖面に消えていった。その後、意を決して試泳しようとするが、同じツアーの猛者今村さんに「体が冷えるので水に入るのは10分くらい前、試泳はスタートラインまでで泳げば十分」とアドバイスを受ける。先達はあらまほしき事なり。外人を見て気がついたことだが、みなさん耳の上からスイムキャップをしている。自分もまねしてアイアンマン気分。

10分前スタートにつく。水は冷たくない。今村さんはインコースに並び、スイムが苦手でバトルに巻き込まれたくない私はスタートの左端に陣取る。でも積極的に前に並ぶ。

スタート!コースがものすごく広いため、バトルにまったく巻き込まれず。でも、やっぱりプールのように泳げず毎回呼吸。おかげでスピードに乗らない。パワフルな外人にバンバン抜かれていく。ドラフティングして省エネでいこうと決めていたため、コバンザメのように誰かにつくのだが、なかなか同じペースの人を見つけられず。あっちについたりこっちについたり、たまに一人で泳いだりとまだまだ経験不足ですね。コースのブイには、日本と違ってロープが張ってないため、コースミスも多発しそうである。コースを外れないようにときどきヘッドアップするのだが、それでもよく分からない。あきらめて人にくっついていく。そうしたら、目の前に第1ターンのブイ(1500m)があった。ホッとして油断したのか、後ろ足をけられて足が攣ってしまう。キックができない。キックを打たないようにして、なんとかごまかしながら泳いでいく。第2ターンまで400メートル。

さあ、あと半分だ。足の攣りは持ちそう。身体もまあ、比較的元気。でもやっぱりどこを泳いでいるかわからない。これまたひたすらドラフティングして泳ぐ。つく人、つく人右へ行ったり左へ行ったり。みんなも不安なのかなあと思っていると最終ブイが見えた!これまたホッとする。ここを折り返して岸まで泳げばゴール。このあたりは流れが強く、頭の中でベクトルを頭に浮かべながら岸にあがる。タイムは1時間8分。目標としていたMASAさんの1時間2分は遠く及ばないが、まあ、悪くない。あとはバイクとランでどれだけカバーできるかだ。いつものパターン。

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T1 0:07:17  部門別467位

トランジションエリアは丘を400Mほど走らなければならない。スイムアップの段階では、順位が分からず、悪くないと思っていたのだが、選手渋滞でジョグ程度でしか走れない。脇から抜いていく人もいるのだが、そこまでしてもなあと思い、他の選手に合わせてエリアに向かう。CHIEさんから寒いからウェットは着たままで良いとのアドバイスを受けていたのだが、この日はとても非常に暖かく、脱いでも大丈夫そうだったので、背中のジッパーをまさぐったが見つからない。そうしたら、大きな外人さんがジッパーを下げてくれた。サンキュー!

丘を駆け上がり、トランジションバッグを受け取り着替えのテントへ。ボランティアの方が一人ついてくれて着替えを手伝ってくれる。椅子に座ってウェットを脱がせてもらい、Yジャージを着て足をタオル(トランジションバッグに入れておいて正解だった)をふいて、さあ、シューズをはこうと思ったら軽いアクシデント。椅子がコテンと倒れる。気を取り直して座り直したらまたコテン。そのたびに足をふき直し。やれやれ。トランジションの際は、土台がしっかりしているところにある椅子を選択したほうが良い。嫌な予感がしたんだよなあ。最後にスポーツゼリーをほおばり(これもバッグに入れておいて正解だった)、バイクに向かう。どうもトランジションエリアには補給のステーションがないみたいだ。自分が発見できなかっただけかな。ちなみに着替え終わったウエット等はボランティアの方が、バッグに詰めてくれる。実にありがたい。

バイクもすんなり見つかり、エアロヘルメットをかぶってさあ、出発。

 

バイク 5:43:08  部門別288位

NZの道は荒れていると聞いていたのだが、初めのところは日本の道を変わらない。ディスクホイールをゴーゴー言わせながら(エアロヘルメットをかぶっているとこれが聞こえない。実に残念である)走る。湖岸線を左に折れると坂があるのだが、元気に駆け上がる。途中抜いたり抜かれたり。特に気にしないで、マイペース。坂の途中で堀さんが応援してくれる。元気に手を振り坂を上っていく。寒いと聞いていたため念のためアームウォーマーを着けていたのだが、今日は暑かった上に、DHポジションをとるとパッドの部分が滑ったので手首までずりおろしひた走る。坂を上りきると、比較的、平坦な道になる。DHポジションで戦闘モード。でも、そのうちそのポジションを取るのがつらくなってきた。理由は、エアロバーの間にセットしているエアロボトルから延びるストロー。長過ぎて顎にあたるのだ。そのためうまくかがむことができず、高い姿勢になって首が妙に凝る。本番前に予行練習をしなかった自分を呪った。このままではいかんと思いホースの上の部分のジョイントを無理やり歯で引きちぎり、この問題を解決。やっとまともに走れるようになった。

コースであるが、初めの登り以外、平坦であると聞いていたのだが、意外と上り下りがある。ディスホイールよりディープリムの軽いホイールの方が貧脚の自分には正解だったかもしれない。外人もプロ以外ほとんどディープリム。路面も湖岸の道以外は噂通り荒れている。ボトルやDHバー(!?)が落ちてるほどではなかったのだが、なるべく轍とかきれいなところを選んで走る。

エイドステーションも5キロごとという話だったが、なんとなくアバウトに設置されている。注意することとして、ボトルや補給に使ったゼリー等のごみはエイドの周辺にしか捨てられないということである。この捨てられるエリアを過ぎたらあきらめて、次のエイドを待つ。

一周目は順調に終える。タイムも2:40:54 。悪くない。

二周目の坂も順調に登る。しかし平坦な道になり、道が再び悪くなると振動のせいか、エアロボトルのふたが外れてしまった。路面からの振動を受けるたびに水が飛び出てきて体を濡らす。べたべたして実に不快だ。

100キロ地点で疲れていそうな前の外人をパス。しかし、その後、その人に抜き返される。抜いた途端その人が減速。こちらも少々疲れてきたので、そのままでいたら巡回パトロールの審判に痛恨のドラフティングを取られる。結構、距離を取っていると思ったのだが、問答無用である。どうやら群れの最後尾にいるとドラフティングを取られやすいようだ。良い勉強になった。あと、登り坂でパックが詰まってきてもしっかり距離を取らないといけない。理不尽だと思うが、ルールはルールだ。

ドラフティングを取られると、バイクゴールまでにコース上にあるペナルティーボックスに必ず入らないといけない。しかも4分間。がっくりきてしまったがしょうがない。4分休めるんだと割り切り、ペナルティーボックスを探して飛ばしに飛ばす。なかなか見つからず、かなり疲れてしまったのだが、なんとかピットイン。番号を告げておとなしく4分間。この間、補給等とってはいけない。屈伸等もたぶんダメ。でもタイム計測の人もボランティアで、なんとiPhoneで時間を測っている。なんだかなあ。他に捕まった人も大勢いてみんなで理不尽だとこぼしている。僕もそう思う。

4分がたち、再スタート。足は回復している。また漕ぎ出すが、風とアップダウンでタイムが伸びず。最後に秘密兵器のコーラの補給をとったが、遅れを取り戻すことはできなかった。2周目は3:04:54 がっくしである。トータル5時間43分くらい。

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T2 0:03:09 部門別247位

バイクのゴール地点。バイクをボランティアの人に渡す。バイクは自分でラックに戻さなくても良い。アイアンマン、噂通りであった。

テント前でトランジションバッグを受け取り、テントへ。安定したイスを探し(トライアスロンは経験から学べるスポーツです。)ドカッと座る。ここでもボランティアの人がついてくれる。ヘルメット、バイクシューズを脱ぎ帽子を被り靴を履き(ランからトライアスロンに入ったプライド(!?)でサンバイザーは使わない。靴も男は黙ってアシックススカイセンサー)エナジーゼリーを補給しテントを出ようとしたが、背中のポケットに補給食を詰めようとして端と気がつく。バイクジャージを着たままだった。「Mike!」とボランティアの方(名前を聞いておいて良かった)を呼んで、ジャージを脱がしてもらい、ついでにトイレにも入り気を取り直してスタート。スタート地点までにワセリンやら日焼け止めやら塗ってくれるボランティア多数。本当にアイアンマンってホスピタリティーがすばらしい。

 

ラン 3:35:24 部門別67位

ランは14キロの3周回。1周ごとに色のついた腕輪を受け取る。T2を終わったバイクの疲れもなく(もう少しバイク追い込めたのかな)元気にスタート。バイクを終わってタイムは7時間3分くらい。サブ10は無理でも、最低ラインの10時間30分は切れるかな。

はじめの1キロは4分15秒。このままだとサブスリー!?とか思いながら、飛ばし過ぎを反省して少々ペースダウン。それでもキロ4分45秒くらいで走れてる。良いペースだ。

外人は噂通りランが弱いらしく(でも、スイムとバイクはめちゃくちゃ強いです。)1人1人パスしていく。あまりに快調で走っているので、他の選手に「GOOD RUN!」と声をかけられる始末。「日本人はランだけ強いんだ」と返答して飛ばしに飛ばす。

ゼッケンに名前が入っているので、周りの応援の人も名前で応援してくれる。果ては「がんばれ!」と日本語で応援してくれる人もいる。うれしい限りだ。日本語で「ありがとう!」と答える。小刻みに続くアップダウンが身体を絞り切れなかった自分にボディーブローのように効いてくる。気温も高く、日差しも強くなってきた。

2周目に入り、またはじめの1キロ4分15秒くらいに上がる。バイクのときもそうだったのだが、スタートのあたりは坂道になっているようだ。次周はペース配分を狂わさないように気をつけよう。アップダウンなコースと暑さと日差しでハーフを過ぎたあたりから、足が重くなってくる。ここからが辛抱だ。プロの志垣さんを発見。さすがに元気で速い。コースが住宅街に入ると堀さんたちが応援してくれる。心強い。このあたりで、同部屋の長谷川さんを発見。ランは弱いと言っていたが、やはり苦しそうだ。追い抜くとき、背中をバンと叩いて気合いを入れてあげる。痛かっただろうなあ。ごめんなさい、長谷川さん。

最終周。はじめのところはやはりスピードに乗る。このまま行きたいものだ。はじめの大きな坂を上る前にエイドがある。ここでPowerGelを手渡してもらった。手持ちのPowerGel 2本は10キロと20キロで補給してしまっていたので、ありがたい。どのエイド(バイクも)にもPowerGelとPowerBarはあるとのことだったが、なぜかここでしか発見できなかった。エイドは基本的に立ち止まらないノンストップ大作戦をとるので(ここで休まないのが、人を追い抜く良いチャンス)見つけられなかったのかな。手渡してくれるのはここだけだった。あとドリンクであるが、スポーツドリンク「ホーリー」は通じるが、「コーラ」がどうしても伝わらない。「ペプシ」といっても通じなかった。よっぽど発音が悪いんでしょうね。モーテルのフロントで食卓塩を借りようと思って言った「ソルト」も通じなかったんだけど。英語はしっかり勉強しましょう。

補給十分で登りに入る。今までのアップダウンで脚にきているようで、キロ6分を越えてしまう。ここではじめて他の選手に抜かれる。30-34のエイジ(選手全員、ふくらはぎにエイジのインスタントタトゥーを入れるので分かる)の選手だから許してあげよう。登り下りはしばらく続く。次の坂で、また抜かれる。まあ、体重が軽そうだから負けてもしょうがない。やはり、軽さは正義だ。この人について行こうと思ったが、登りで離されてついて行けない。住宅街に入り、今度は50-54のエイジの人に抜かれる。3人目。これにはさすがに愕然とした。よく見ると、よく日に焼けていて完全なランナー体型。こういう人がどこにでもいるんだなあ。エイドでも脚を止めることなく駆け抜けていく。さすが、よく分かってらっしゃる。またまた堀さんたちが応援してくれるのだが、もはや、元気が売り切れ。いつもなら30キロ過ぎから、もうひとがんばりという感じで走れるのだが、今回はその気力が湧いてこなかった。走り込みが足りなかったからか、前半飛ばし過ぎか、体重のせいか、思い当たるところは多々ある。そしてとうとう37キロ付近で、脚が攣ってしまった。坂を下るときに嫌な予感がしていたのだが、案の定。でも、ラン中に脚が攣るのは初めての経験だ。攣らないのが自慢だったのに情けない。しばらく立ち止まりストレッチ。あまり芳しくない。あきらめて、あと5キロ、攣りながら走る。ペースは落ちるがもう少しだ。4、3、2,1キロ。そして、ラスト。周りの観衆とハイタッチを交わしながら、ゴール。時間は10時間37分。軽くガッツポーズ。ああ、もう走らなくて良いんだ。ほっと一安心。でも、やっぱり目標を達成できず複雑な心境。

日本人らしく、ゴールに向かって一礼。大会を支えてくれた皆さん、本当にありがとう。

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[レース後]

ゴール後、メダルとタオルを掛けてもらって、そのまま体重計測。72キロ。4キロ減。暑かったものなあ。でも、どうも周りの方が心配している。「これはいつもなの?」「いや、いつも通りだけど」他の選手はあまり体重の増減がないんですね。知らなかった。

トランジションバッグを受け取ると、今村さんに声をかけられる。さすが速い。しかもスイムは52分であがったとのこと。ええい、化け物か。でも、スイムはトライアスロンをはじめてから本格的にはじめたそうである。勇気をもらえる。ドリンクとフルーツを平らげ、マッサージを受ける。しかも日本の方だ。オークランド在住でボランティアでここまで来ているとのこと。このレースのために、実に多くのボランティアの方が参加している。本当にありがたい。普段、マッサージを受けないのだが、(マラソンの小出監督がマラソンを走るのにはちょっとぐらい張りがあった方が良いと言っていてので)無料だし、せっかくだから受け手みた。気持ち良いですね。疲れも取れそう。

ゴールにあるサンドイッチやらスープやらアイスを沢山平らげ、ご満悦。食べることも仕事です。することもないので、そのままバイクピックアップしてモーテルに戻る。いつでもバイクをピックアップできるのもこの大会の良いところ。

モーテルの水場で、ドリンクやゼリーでどろどろになった相棒をがしゃがしゃ洗う。今回もパンクもせず、故障もせずありがとう。ウェットやらウェアも水洗い。ジャグジーにも入ってのんびりし、部屋に戻ってあと片付け。そうしていると、同部屋の長谷川さんの知り合い、平松弘道プロと益田大貴プロがバイクを僕らの部屋に置かしてもらおうとやってくる。長谷川さんも了承済みだそうだ。って、長谷川さん、レース中ですよね。両プロは自分たちで宿をとり、レンタカーを借りてこのタウポまで来たそうである。プロの世界は厳しいんですね。両プロが帰ったあと、その緊張とレースの疲れでベッドうつらうつら。睡魔に襲われる。

起きると堀さんや他のツアーの方々も多く帰ってきていた。完走した人も途中断念した人もいる。悲喜こもごも。でも、まだまだがんばっている人たちがいる。外はもう真っ暗だが、僕らも沿道にでて応援。制限時間は17時間。みんな、ゴールに向かって必死に走っている。メタボっぽい人から、高齢のおばあちゃん、明治大の学生さん・・・ 片腕のない方もいた。制限時間が長いのもアイアンマンも魅力ですね。身体能力に差はあるけど、トレーニングをちゃんとした人は完走できる。すばらしい。

南十字星も見ることができた。やっぱり苦しいけど、その苦しさを忘れるくらい楽しいレースだった。

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3月2日(日)

堀さんがタウポ観光に連れて行ってくれる。本当に至れり尽くせりである。Huka

滝に連れて行ってもらいみんなで記念撮影。

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Huka Prawn parkでランチ。たらふく食べて記念写真。で、蜂蜜屋さんでお買い物。アイスクリーム。マヌカハニーって有名なんですね。実に美味しい。今回はまったくニュージーランドのことを調べず、ツアーに任せっきりでした。少し反省。その後、タウポバンジージャンプを見に連れて行ってももらう。料金は高いけど、長谷川さんと石井さんはしっかりバンジーしました。僕は故障しそうだからやめときました。決して怖いからじゃありません。同じ頃、レース会場ではアイアンマンハワイのスロット授与ミーティングがありました。70歳の強者アイアンマン平井さん、ハワイの枠をとっていたのに僕らと一緒に観光してました。今年は出ないそうです。余裕が違いますね。

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夜はアワードパーティー。やっと、ゆっくりお酒が飲める。

男子の優勝はあのCameron Brownを破った地元NZのBevan Docherty 女子はアメリカのMeredith Kessler 志垣プロは女子プロ7位 ポイントがとれたそうで実にうれしそう。おめでとうございます。

Bevanさん、優勝スピーチで家族の協力のおかげと泣いていました。ほろっとさせられる。そして、大会関係者とボランティアの方々に選手全員でスタンディングオベーション。すばらしい場面だ。

アワードパーティーも食事をした後、表彰式やスピーチがはじめる。何度も言うようだが、日本の大会も是非見習っていただきたい。

 

3月3日(月)

朝、2時半起床。オークランド空港まで4時間のドライブ。

9時過ぎの便で仁川経由成田へ出国。大韓航空はバイクを受託手荷物として預けることができ、23キロまでなら無料。レース着等は手荷物として機内へ。これも12キロまで無料。大いに助かった。多くのツアーの方々はNZ航空を使ったようであるが、大韓航空は料金が安いのも魅力的。機内食もビビンバやキムチカップラーメンもあります。

初海外レース、初IRONMANとなった、今回のIRONMAN NZは天候に恵まれ、堀さんのツアーも至れり尽くせり、同じツアーの方々もすばらしい方々ばかりで本当に楽しかった。レース結果は、まだまだ力が足りず芳しくなかったが、実に良い体験になった。これを糧にさらに精進していきたい。

 

河上さん、お疲れさまでした。とにかくハワイあるのみ!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】 宮古島デュアスロン

いよいよ宮古島トライアスロンがスタートと思いきや、強風波浪のためスイム中止、デュアスロンになってしまいました。

第1ラン6.5kmで8:00スタートです。

行ってきま~す。

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トライアスロンの醍醐味であり、もっとも壮観なシーンがスイムスタート。少し残念ですが、安全第一。仕方ないですね。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka