佐渡トライアスロンツアー(神田Report)

神田です。

さて
佐渡レポートをわたくし的視点でおおくりします。
一日目
Yメンバー二人と東京駅で待ち合わせていざ新潟へ。
お二人とも不安と緊張でナーバスモード。自分もつられて緊張。
ため息多目の中新幹線で新潟へ。ジェットフォイルに乗り換えいざ佐渡へ。
移動中にメンバーにクラゲ被害発生の情報が入りさらにナーバス度UP
佐渡でのバス移動中はネガティブ発言連発。

お二人はなんで大会にもうしこんだのかなぁ~

就寝時もかなり緊張していたようで寝苦しそうでした。

二日目

早朝から準備開始
嫌でも緊張感が高まるが、お二人はスイムスタート前には落ち着いた雰囲気でちょっと感心

 
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遠浅の綺麗な海でスイムスタート
今までの中で一番泳ぎやすかったがまぶしい…
そして暑い。

体力を温存しながら泳ぐ。ただ3.8キロはやはり長かった…

 
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バイクパートは突っ込みすぎに注意して、こまめな給水と30分毎と補給を心掛ける。
心拍数は130をキープ。時速30キロで巡行。

50㌔地点で金属音がしてパンクかと思ったが何事もなく終了。
55㌔地点で長めの坂が始まり よしっ と気合いを入れて順調に登っていたところ、

カチャ

音がしてペダルが軽くなりバイクが失速。
見るとチェーンが切れて道路に落ちている。
あわててピンディングを外し降車。

レースが終わった…

時計を見ると9時50分
早かったな…

なんとかならないかと相談すると10㌔先にメカニックがいるという事なので

修理できるかわからないけどバイクを押して行く事に

バイクを押している間に多くのYメンバーにすれ違い励ましをいただく。
なんとか復帰したい。

 
10㌔を走りメカニックに到着。
当初修理は無理だと言われるが
メカニックのがんばりにより奇跡的に復活!!
佐渡のメカニックのおじさんありがと~ございます。
 
レースに参加再び参加できる喜びを感じながら190㌔を走破。
すれ違うYのメンバーに大いなる元気をいただきました。
ありがとうございます。
 
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夕方の雰囲気漂う中42キロのランパートスタート。
 
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意外と順調に30㌔まで走ることができました。

 
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ここでもすれ違うYメンバー、大応援団に大いなる元気をいただきました。
正直涙が出そうになりました。めちゃくちゃうれしかったです。
 
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ものすごく辛い最後12キロを走り終えて、
みんなの待ってくれているゴールで、みんなと同伴でゴールができたときは最高でした。
 
大人の部活最高です。
 
来年もYメンバーとして参加する事を誓います!!
 
以上。
 
 
 
神田さん、お疲れ様でした。来年は本当の走りを。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(余川Report)

余川です。

「みんなの笑顔とあたたかい声援」「Bは一回まで!」からあっという間に一年がたった2010年9月5日。とうとうレース当日がきました。前日、前々日から緊張してかなり挙動不審。大塚さんに「緊張してるの?」と聞かれ「緊張してますよ。」と即答。家でも準備はしてきましたが連日あれこれ遅くまで準備をして同室の皆さんにご迷惑をおかけしました。なのに当日の朝、最後の確認でバイクに空気を入れたらバルブをへし折る始末。うわ~とオロオロしているところへ大塚さん登場!あわあわしている自分の前でパパパとチューブ交換をしてくれました。もうこの時点で涙が出そうになりました。

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で、スイムスタートの直前、チームのみんなと合流し応援団のみんなに「でこ~頑張れ~」とあたたかい声援を受けた時点で緊張と興奮はピークに!感極まって涙がポロリ。は、良かったのですが涙と一緒にコンタクトもポロリ。ここでもあわあわしている自分に応援団のみんながコンタクトをすぐに見つけて鏡をだしてくれて助けられました。

そしてなんとか無事スイムスタート。スイムは一番苦手なのですが、レース前に三浦の遠泳4キロは何とか完泳?出来たのでマイペースで泳ぎフィニッシュ。遅かったので周りに人が少なく魚の群れを見れたりして緊張が少しとけちょっこしほっとしたりしてました。

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とお次はバイク。トランジットにはもうほとんどバイクは残っておらず、みんなすごいな~と思いつつ脱水予防のため「OS-1」というスポーツ飲料より電解質が多い飲料とゼリーを摂取。ポケットには頂き物のピットイン!スタートしてすぐに応援団のみんなの笑顔と声援で元気をもらい、大塚さんに名前を呼んでもらって何だかほっとしていざ出発!バイクの練習はスピニングとジムのバイクをやっていたものの190キロは始めてて予想もつかない距離でした。いまいったい自分は島のどこら辺にいるんだろうと思いつつコース地図も一応もっていましたが勿論見れず。でも暑い中道端で島のおじい、おばあ、子供も大人も笑顔で応援してくれて目が合うとにこっと笑って「ねえちゃんがんばれよ~」とあたたかい声援。坂が多く途中四回程足がつって走れなくなり梅干と水を何度となく摂取し上る。上った先には佐渡の青く綺麗な海と空がパ~と広がってとっても気持ち良くって頑張ったかいがあったな~と自分を励ましたりしてました。が、やはり190キロ!だんだん疲れが出てきて予定時刻より遅くなり焦りましたが、この夏の猛暑の中、島4周を11時間かけて挑んだ大島合宿での自分の頑張りを自信につなげなんとかバイクフィニッシュ!
 
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残り5時間半くらい、自分の好きなランの出番だ!と喜んで走り出しました。と、すぐ先であおキテイー監督?!が一緒に走りながらアドバイスをくれて何だか自分がプロ選手みたいでかっこいいな~と思いつつ、その後ろでは相方ブラッキーがレース後で疲れてるにも関わらず声援をくれてまたまた元気をもらっていざスタート。はじめの10キロは良かったものの徐々にペースダウン。走っても走っても先に進まず段々不安になっていると「でこちゃんだ~」と遠くから種さんが走り寄ってきてくれて「でこちゃんなら大丈夫、絶対大丈夫だよ!」と、かとちんも笑顔とタンバリンで「でこ~頑張れ~!」と、大塚さんの大きい手で握手した時はお父さんに応援されてるみたいで何だかほっとしました。
 
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そして須藤団長の熱い声援、遠くに離れても須藤さんの熱い熱い声援は響き渡り、他の選手のみんなも頑張ってるんだから自分も頑張らなきゃと思うことができました。また途中Yジャージを着たチームのみんなとすれ違うたび応援してもらいほっとしたり、大先輩CHIEさんも「その調子!」と嬉しい声援をかけてくれて、暗くなってからはわざわざ近くまできてくれて握手してくれたりしました。みんなに元気をもらいエイドでは一度も足を止めず歩きながら補給しそして残り5キロ。
 
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暗闇の中遠くに灯篭が見えてその先に応援団のみんなが待っててくれて。暖かい灯篭の明かりと綺麗な星空の下、長時間の応援で疲れているにも関わらず応援団のみんなが一緒に走ってくれて、少し朦朧としていた自分でしたがあの光景は忘れられません。そしてあと皇居1周か~!と思って走っていましたが走っても走っても商店街が見えず時間も押し迫り、関門と時計の電光掲示板とのおっかけっこ。でもこの夏、暑い中皇居を走りながら、大島を走りながら、スピニングやジムで練習しながら頭に思い描いたチームみんなでの同伴ゴールをしなきゃ!みんなが待ってるんだから!
 
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残り300メートル最後の力を振り絞り、前を走る男性二人を追い抜きダッシュ。
するとその先にYジャージのみんなの姿が見えて「やっと会えた~!」喜びと安堵感がこみ上げる中「でこ~」とみんなが笑顔で迎えてくれて、あのまぶしく光るゴールゲートをチームのみんなと一緒にくぐることが出来ました。本当に長い一日だっだけど一生忘れられない時であり、亀な自分ではあるけれどひとつの自信につながる貴重な経験でした。ここまで頑張れたのも自分の頑張りもありますが、みんなそれぞれの目標に向かって共に練習し楽しみやつらさをあじわいお互い励ましあいながら、最後にみんな笑顔で喜びを分かち合える、そんなチームのみんなに出会えたからだと思います。本当にありがとうございました。
そしてこのような出会いと経験をもたらしてくれた大塚お父さんに感謝感謝です。ありがとうございました。
 
以上。
 
 
余川さん、お疲れ様でした。トライアスロン語って下さい。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(瀬河Report)

瀬河です。

今年の大島でデビューしてATCカップと今回の佐渡で3回目のトライアスロンとなります。デビュー戦の大島ではスイムでタイムオーバーしてしまいさんざんな結果に終わってしまいました。今回は佐渡Bタイプでの参加ですが完走できるか不安でしたが「今まで練習してきたのだから大丈夫」と自分に言い聞かせながらスタートを向かえました。

まず最初のスイムですが、前回の大島での失敗は波が高かったせいもありましたが最初に飛ばし過ぎて心拍が上がりきってしまい力尽きたのが原因だと思っています。(完全な戦略ミス)それを教訓にし前半の500mぐらいは徐々に心拍を上げながら慎重に泳ぎました。
途中何度かバトルに巻き込まれながらも何とか2kを泳ぎ切りました。
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バイクですが佐渡のコースは景色もよく途中アップダウンも有りますが平坦な所も多く走りやすかった事もあって時速32~3キロのイーブンペースで走る事が出来ました。
気温が暑かったので脱水症状ならないよう水分と補給を取りながら走りました。
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補給はSAVASのピットインリキットを半ぷんづつ30分おきに取りながら水分は喉が乾かないようにこまめ取るようにしました。後半に差しかかったころ、目の前に激坂が現れました。沿道で応援していた方が「コースで一番きつい所です。頑張ってください」と声を掛けられ「これが噂の小木の坂か」思いながら前半の急斜面に立ち向かって行きました。
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「大島合宿、白石峠とこれ以上の練習を積んできのだから大丈夫」と思いながら・・・・
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坂を上りきって少し平坦になったところでチーム・Yの旗が目に入りました。
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大塚さん、須藤さんをはじめ応援の方々に大声で名前を呼ばれて嬉しかったです。
この暑い中、応援の方も大変なのに頑張っているなと思うとさらに気合が入りました。そしてバイクフィニッシュを向かえ最後のランに入りました。猛暑とお尻の痛みと足の疲れで前半の10kは心が折れそうなぐらい辛かったです。ぜんぜん足が前に出ませんでした。途中のエイドで氷水をかけてもらい体を冷やしながら走り続け後半はすこしペースが上がり感動のフィニッシュをしました。この後はAタイプの方の応援を商店街とゴール前でしました。応援していると自分も絶対ロングを完走してやろうという思いがこみ上げて来ました。
来年は絶対Aタイプに出ます。
距離が倍になり辛さも倍になりますがフィニッシュの感動はそれ以上でしょう。
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ほぼ同じ時期にチーム・Yに入会したライバルの柏木さんと肩を並べられるように頑張って行きたいと思います。
次の目標は宮古島を完走することです。
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以上
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瀬河さん、お疲れ様でした。これからです。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(柏木Report)

柏木です。

やりました!

目標の佐渡ロング完走しました!

何なんでしょう?この達成感は!

昨年までは一人でマラソン大会に参加してましたが、これほど達成感を感じたのは初めてです。

これが、トライアスロンなんですね!

私は6月の大島でデビュー、スイムで溺れそうになりましが何とか完走、その後、8月の灼熱ATCカップ、そして今回の佐渡ロング参戦となりました。

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スイムは一番自信が無く、泳ぎきれるかとても心配でしたが、
クラゲを避け、エイに注意し、海草に絡まりながらも何とかゴール出来ました。
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バイクは、序盤スイムの疲れが残りましたが、補給食のおかげか?
徐々にペースを取戻す事が出来ました。
途中、神田さんがチェーン切れのトラブルでバイクを押しているのを発見しましたが、
何も手伝う事ができず申し訳ありませんでした。
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バイクでの補給は20km毎にSAVASピットインリキットを使用しました。
暑さで補給も厳しかったですが、SAVASピットインは味がおいしく補給し易かったです。
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そしてバイク終盤の小木の坂では、田中さんと励まし合い力をもらい登る、
限界ギリギリで登っていると、大声で名前を呼ばれビックリ!
大塚さん須藤さん他応援隊の皆さんでした。
名前を呼ばれると本当に力が出ます、感謝してます。
激坂を登りきり、ついにバイクゴール!
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そして、一番きつかったのがランです。
トランジションエリアでバイクから降りると、足を使い果たし既に両足が攣る寸前「これで42km行けるのか?」なんて思いましたが、「絶対完走すると決め」ランスタート!少し走ると足の状態は何とか大丈夫そうなので徐々にペースアップ、途中またまた須藤選手他応援隊の方々に励まされ、第一折返し地点へ到着、折り返すと直ぐ後ろに増川さんと井上さんがいた!ペースを落とすと直ぐに追い抜かれそうな位置だった。何とかペースを保ち第二折返し地点に到着、折返したあと後ろを確認すると、やはり直ぐ後ろに、増川さんと井上さん、二人に声をかけ先にゴールを目指す。
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そして須藤選手他応援隊の方々が見えてきた、大声で声援を受けハイタッチで迎えてくれた。しかし足がそろそろ危険な状態になり、応援隊通過直後100mほどで左足太ももが完全に攣ってしまい、1歩も動けない状態に。しばらく足を伸ばし回復を待っていると、「大丈夫ですか~~!」と何度も何度も大声が聞こえてきた、しかし足の攣りは直らない!全然動けない!そして応援隊が走ってきてくれて、氷と塩などを持って来てくれた。氷で冷やすと足が復活、ようやく再スタートできました。応援隊の方々本当に感謝してます。ここからゴールまで、後ろからのプレッシャーで本当に辛かったです。ラスト1kmほど、既に日が暮れ真っ暗の中を走っていると、明るい光が見えてきた、ようやくゴールだ!と思った時、マイクでゼッケナンバーと、名前をコールされた、その瞬間大歓声?とても感動しました。ウイナーズロード(商店街)をハイタッチで通過、何人とハイタッチしたんだろう?最後にチームYのメンバーとハイタッチ!
このウイナーズロードのハイタッチとても感動的で、まるでトップで走っているような感覚がありました。
そして感動のフィニッシュ!
次にフィニッシュした井上さんとは、なんと3分差もう少しで抜かれるところでした。
ロング完走は私の大きな目標でした。
目標を達成できたのも、応援隊をはじめチームYメンバーのおかげと思います。皆さん本当にありがとう御座いました。
そして大塚さんありがとう御座いました、とてもいい経験が出来ました。
これからも、次の目標に向かい頑張っていきます!
次の目標は宮古、タイムも狙います!
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以上
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柏木さん、お疲れ様でした。ロング最高でしょ!

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(井上Report)

ボブ1井上です。

2004年に通りすがりのガレージ(環八国道1号店)で大塚さんに出会い、勢いでトライアスロンを初めてから6年を迎えました。競技を始めてから、チームYツアーで佐渡トライアスロン、皆勤。今年で6回目の参加をさせて頂きました。Aタイプは5回目。目標は自己ベスト。今年は今までで1番練習し、距離を踏んでレースに挑みました。レース2日前に佐渡入り。ゆっくり過ごし、海の幸を思う存分食べ、佐渡を満喫しました。定宿の「浦島」は食事がおいしく、女将さんが美しい!(乙姫のごとく!)

レース前日朝に、早起きして宿の前の海で試泳。先に泳いでいた方達に、クラゲが多数と聞き、クラゲよけをしっかり塗って、海に入りました。同行のパートナーはクラゲよけを塗っていても5箇所刺されましたが、私は無傷。しかし、30分ほど泳いで、陸にあがりかけ水深15センチ位のところを歩いていたとき事件が起こりました。まず、足裏に柔らかいひらべったい感触がむにゅっとし、それが羽ばたくように動きました。「な、何か踏んだ!」そしてその数歩のちに、まるで釘を踏んだような激痛が足裏に走ったのです。あまりの痛みに歩けず、這って岸に上がり、宿の前で唸っておりましたら、ありがたいことにチームメイトの看護師さんと歯医者さんが手持ちの薬で介抱してくれ、そして大塚さんが佐渡総合病院に連れて行ってくれました。2年前にもレース中溺水し両津病院に入院した私。佐渡の病院の診察券が増えていきます・・・。レントゲンを撮り、足の皮膚内に異物がないことを確認してもらいました。「明日のレースに出たいのですが」とパートナーが医師に話すと、むちゃくちゃ怒られました。「無理矢理出て化膿してまた来たって知りませんからねっ!」す、すいません・・・。痛み止めが効き、歩かなければ痛くなくなりました。

いろいろ調べたところ、状況からして浅瀬にいたエイのたぐいを踏んで尾びれの毒棘に刺されたのではないかと推察されました。毒の代謝には24時間から48時間かかるとあります。レース前日エイに刺される。思いも寄らないアクシデント。刺されたもんは仕方ないので、走れなければ応援団に急遽入部し、全力応援しようと決め心を鎮めました。

昼食の焼き肉も、夕日バックの撮影会も、豪華夕食もきちんと堪能し、みんなのレース前の一言抱負に笑い、感動し、レース準備万端して就寝。

起床。痛み軽減も、足着くと痛みがあり、ランは絶望的と思われました。

ボブ2

DNSを口にすると、皆ほほえんで「行けるところまで行ってみたら?」と励ましてくれます。その気になり、スイムスタート。中盤、顔をクラゲに刺され恐怖しましたが、プルの合間にこすり洗いして事なきを得ました。今回の教訓。海の生物に刺されたら、真水ではなく海水で毒棘を洗い流すこと!冷やさず、温めること!勉強不足でした!!何度か他選手に足をつつかれ、痛みに縮み上がりつつスイムアップ。

ボブ3

バイクスタート地点で応援部隊が声援をくれます。励まされ、ランが駄目そうなら、バイクだけでもベストタイムで行こう!とほぼ全力で走りましたが、110㌔地点で足の痛みが耐え難くなりました。硬いバイクシューズでのペダリング繰り返しで足先が圧迫され、鬱血した模様。拍動性の痛みで靴を履いていられず、シューズを脱ぎ除圧。シューズを踏んで走りました。なかなか難しく、スピードも気力も低下。CHIE嬢がハイスピードでパスしていきました。あっという間に視界から消える彼女を見送り、もーだめだとリタイアを決意。160㌔地点の応援団のところまでなんとか行って、みんなと合流しようとじわじわしょんぼりと自転車をすすめました。到着した小木の坂は難所です。普段でも登りの遅い私、まさにカタツムリのごとく時速6キロで進みます。長い坂道、応援団はどこにいるのー!半泣きで漕いでいるところ、後ろから「喝!!」の大音声。増川さんが超軽快、私の三倍速位で登ってきます。ひえー。「バイクフィニッシュまで頑張れ!」と朗々と励まされ、返事もできず涙目で訴えようとするも、その暇もなく、増川さんは瞬速で消えていきました。

ボブ4

まもなく!ようやく応援団が見えました。かとちんが笑顔で駆け寄ってくれます。申し訳なく思いながらも、「もう無理!ここで終わりにします・・・」と告げました。確かに聞こえた筈なのに、しかし誰も返事してくれません。返事の代わりに座り込んだ私に氷水をくれ、冷やしてくれ、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれます。大塚さんが時計を見て、「もう三分たったぞ。いつまで居るんだ?」リタイア、不受理です。愕然としつつ、足を触ると痺れも痛みも嘘のように消えていました。2時間のシューズ脱ぎ漕ぎが、効いたのでしょうか。そうなれば頑張るのみ。靴もきちんと履いて、出発しました。充填いただいた気力のお陰で、バイクは7:35でフィニッシュ。一度あきらめただけに、遅いタイムよりたどり着いた喜びが大きく感じられてしまいました。

ランは無理かと思いましたが、トランジット同時の女子選手(初対面)に「行けるところまで行きましょう」と励まされた上、昔CHIE嬢が呼吸苦でぶっ倒れつつも救急車を追い返して前進を続けたこと(一般人は真似してはいけません。)を思い出してしまい、まだ倒れてもないのにあきらめるわけにはいかないと、おニューのニュートンを履いて出発しました。ニュートンは前足部で着地するシューズで、そこに傷があるので余計痛いのではと危惧していましたが、クッションが良いのか、アドレナリンが出ているのか、バイクの時より痛みがありません。とりあえずCHIE嬢を目指し、無心に走りました。

ボブ5

一時間ほどで見つけた彼女は、まっすぐ歩けず、蛇行して、表情もうつろ、声を掛けてもかすかに反応するのみのひどい有様(熱中症?)でしたが、やっぱり前進し続けていました。眼力で先に行けと指令され、心配しつつ、祈るような気持ちで先行。何か考えると迷うし辛いので、終始無心を貫き、とにかくひたすら応援の人にお礼を言い続けて走りました。

ボブ6

これはチームの先輩から習った事。辛いときには、応援の人にお礼を言うと元気をもらえるんだよと。ほんとです!でも特に元気をもらえたのは、やっぱり三回通る神社の前で応援している我らが応援団。大塚さん、かとちん、種ちゃん、SUDO選手、ほんとに元気をありがとう。そしてYジャージのメンバーとすれ違うたびに気力が沸きました。みんなありがとう!途中でエイドステーションのブルーシートにぶったおれ長期滞在中のパートナーを発見。喝を入れて回収。また、歩いていた田中さんを発見。同じく増川さんから頂いた「喝」のおすそ分け。(笑)

ボブ7

ランパートはコーラと温茶のみで、へたることなく走りきれました。奇跡?の自己ベスト4:15、R順位60位(柏木さんは4:10で50位!)正直、あんまり暑さは感じませんでした。まさに怪我の功名ですね。DNFしたい弱い心をみんなに助けられ、ゴールでき、ほんとに全ての人に感謝しています。一人で走っているんじゃないなと、実感しました。また来年もよろしくお願いします!

大塚さん、来年も来てくださいね!!

峯野さん(クラゲに刺されDNF)来年、勝負です!

ボブ8

佐渡の花火が私の1年の終わりです。

ということで、今、正月休みですが、また練習、頑張ります。

以上。

 

井上さん、お疲れ様でした。気合の走りでしたね。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(石田Report)

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IMハワイへの対策として、ハワイのレースの一か月前に開かれた佐渡Bのレースに出場した。この夏は、スピード強化の一環として、6月に日産カップの51.5KM(デュアスロンに変更)、8月に日米親善のスプリントに参加。両方とも総合で10位前後、エイジ優勝を成し遂げたので、この佐渡のミドルを一応総仕上げとして位置づけた。

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レース当日、気温は30度台半ばまで上昇したものの、ハワイ対策としてはむしろ好都合。前回のIMチャイナでは、ハムストリングスの度重なる痙攣で苦しむ中、満足のいく走りが出来なかった。従って、この暑さの中でも自分の目標ペース(20Kを1時間半以内)で走りきることを第一の目標とした。また、短めのレースではバイクを追い込むことは出来ても、それを3時間以上持続できるかどうかは、自信がなかった。よってアイアンマンのレースペースより、速めペース時速35Kで(即ち105Kを3時間のペース)でライドすることを第二の目標とした。

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スイム(2K)は、それなりにいい感じで泳げたものの、岸に上がって時計を見ると、40分を経過している。2年前より1分以上遅いのにがっかり(ただし後で聞くと皆スイムはタイムが悪かったとのこと。また記録表を見るとスイムが総合37位と、実は予想をはるかに上回るタイムの良さであったことが判明)。

バイク(105K)は、時速35K平均を達成すべく、平地では時速35-36K、そして追い風では時速40K近くを出せるようにこぐ。しかし佐渡はフラットな場面が多いものの、それでも幾つか通る坂は決して楽ではない。ヒルクライムの後は、かなり足に負担が残った。バイクフィニッシュには3時間10分ぐらいかかったが、トランジションを考慮しないベースでは、実質3時間5分ぐらい。よって若干予定よりオーバーしたが、まずまず満足する出来(バイクラップは18位)。

最後のラン(20K)は、暑さはあるものの、序盤より意識的にピッチを上げた。ショートのレースでは、キロ3分40-50秒ペースで走れているものの、普段のトレーニングではキロ5分前後でしか走らないので、レースでのペースがどれぐらい速さなのかつかめない。5キロの表示が無い中、10キロの折り返しで時計をみると、43分。これはほぼ理想ペースで、このままで行けば目標の1時間30分切りは可能だと分かり気が楽になる。復路は、下り坂が多くなるので、走るのも楽。そのままのペースをほぼ維持し、1時間27分台でランフィニッシュ(ランラップは9位)。

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総合5時間18分は、暑さを考慮すれば満足すべき出来(欲を言えば、5時間15分を切りたかったが・・・)。自分の前にはあまり選手がいなかったため、フィニッシュ後、実際に自分が何位かは良く分からなかった。レース後、記録速報を見て、自分が総合で8位、エイジ2位であったことを知る。総合で10位以内は、あまり予想していなかっただけに、びっくり。一方エイジでは優勝を狙っていたが、ランで唯一抜かれた選手が同イエジの選手で7位にフィニッシュしていることを知る。これにより、表彰台に上がる可能性が無くなり、少し残念。ただし、一応3位までには別途表彰の盾は与えられており、その盾が貰えただけでも満足であり、いい記念になった。またハワイへの練習レースとしては上出来であり、いい仕上がりになってきた気がする。

以上。

 

石田さん、お疲れ様でした。ハワイ期待しています。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

トライアスロンツアー(田中Report)

田中です。佐渡のレポート書いてみました。長くてすいません・・・

06年にAタイプを完走して以来4年ぶりのチャレンジ。転職などの環境変化により3年間トライアスロンから遠ざかっていた。仕事が落ち着き、トライアスロン復帰の為に再びチームYの門を叩いたのが昨年7月、大塚さんにNEWバイクをオーダーしたところから始まった。自分にとってのトライアスロン復活の証明はロングディスタンスを再び完走すること、06年の佐渡で止まっていた競技歴を同じ佐渡で再開させたいという思いで1年間準備に取り組んできた。06年は14時間27分、今回の目標タイムは14時間以内。

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当日は9月とは思えない猛暑。だが気にしても仕方が無い。久しぶりの長丁場レースなので不安と緊張はあったが、それよりも再び佐渡のレース会場に選手としている自分がうれしかった。「暑くて長い1日を楽しもう。折角またこの場所にもどってこられたんだから。」

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号砲が鳴りスイムスタート。落ち着いてゆっくり海の入る。遠浅の浜を前の人が泳ぎだすまでノロノロと歩いてついていく。ようやく泳ぎ出せたのはおそらく150m以上進んだ位の地点だった。おかげでバトルはまったく無いなか沖に向かうことができた。一定のペースで2500m地点くらいまでは進めたが、左肩に痛みが発生。ブレス方向を替えることで痛みは緩和したが、ブイの位置確認がやりにくくなったのと苦手方向のブレスなのでペースは落ちてしまった。何とかスイムパートを終え、タイムは1時間26分24秒、T1込みで1時間30分を目標にしていたので、ほぼ目標どおり。

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復帰の狼煙として新調したNEWバイク&ホイール、バイクマニアとして一番頑張りたいパート。過去はスイムの後遺症でふらつき、息も上がり気味でスタートすることが多かったが、今回はすんなりスタートできた。目標ペースは30Km/H強、心拍145前後。コース前半思ったより小刻みなアップダウンがありペースが乗らない・・・両津港手前の80Km地点あたりからフラットな区間が続きやっとペースが安定してきた。応援隊のみんなが待っている小木の激坂まで早く行きたい。それをモチベーションにペダルを踏み込む。

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暑さでかなり消耗していたが小木に目標だった14時前に到着。坂を登り始めたところで柏木さんにパスされる。できれば応援隊の前まででも一緒に行きたかったがペースが違った・・・
応援団長の須藤さんをはじめ熱烈な応援に力付けられ、激坂をクリア。あと30Km。15時までにランに入る目標だったが、少し遅れてバイクラップ7時間37分32秒、15時4分にT2通過。

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ランの目標は5時間、キロ7分ちょっとのペース。とにかく暑い。ランスタートも過去は腰まわりがガチガチでつらかったが、今回はスムーズに走り出せた。「このまま計画通りで、自己ベスト大幅更新!?」なんてテンションアップで、まずは応援隊待機の13Km地点をめざして歩を進める。13Km地点でランスタートから90分強。

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また計画通りのうれしさに応援隊の皆さんに「今回俺いけてるよね~!!」とはしゃぎながら通過。

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しかし、そんなに甘くはなかった。14Km地点あたりで大ブレーキ・・・
急に足が進まなくなり、歩き出してしまった。直後にいた神戸ちゃんにパスされるも、しばらくうつむいてヨロヨロ歩いていたところに神の声?「コラ~!歩くな!!せめて早歩きしろ~!!」と怒鳴られる。ちょうど逆光になっており、はじめは誰かわからなかったが、早々に折り返してきたボブだった。制限時間までまだ余裕があることに知らず知らず甘え、気持ちが揺るんでいたところに渇を入れてもらえた気がする。脚は重かったが腕を大きく振り、少しでも早く前へと気持ちを引き締め直し、走ることが
つらいときは早歩きで進めた。このときに声をかけてもらえなかったら、もしかしたらダレてしまって制限時間に間に合わなかったかもしれない。それでもハーフ地点までで3時間もかかっていた。
制限時間まであと残り3時間半しかない・・・
2005年にあと2Kmの地点でタイムオーバーとなった悪夢が頭をよぎる。「あと21Km残すのみ、脚が痛いくらいはもう無視!」と再度気合を入れ、能のような摺り足で痛みをこらえ走る。攣ってしまうと歩が止まるので、攣りそうになる寸前までは走り、ヤバくなると早歩き、それでも回復しないときは歩くという繰り返し。このとき自分で驚いたのは何だか妙に冷静だったこと。以前ならネガティブな思考で頭が埋め尽くされ悲壮感たっぷりだったのに。考えていたのは「このレースで得たいものは一言で言えば何ですか?」そしてその答えは「完走による復活の証明」。それなりに集中できていたんだと思う。あと10Kmを切ったところで2時間近く残っていたので完走はできることを確信する。

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遅い時間にゴールする私にとって、残り10KmがチームYで佐渡に出場する醍醐味。暗いコース上に何度も応援隊が現れ、最後の最後まで精一杯の応援で力付けてくれる。今回はタイミングよくゴール直前でも車で戻った応援隊が駆けつけてくれ、そのままゴール会場まで伴走してもらえる幸運!ゴールにもチームジャージの青い軍団が待ち構えていてくれ、祝福を受けながらゴールに飛び込む。毎度のことだが、嬉しさと安堵感がこみ上げ、男泣き。結局残りのハーフも3時間でランラップ6時間52秒。合計タイムは15時間4分48秒。自己ワーストタイムだけど、ほぼ4人に1人がリタイヤした過酷なレースだったことを考えると、上出来ってことにしたいと思う。

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厳しいレースで目標には全く及ばなかったけど、完走できたことだけでも自信になった。この1年の取り組みで長くチームにいる仲間にも再会でき、新しい仲間も増えた。おまけに会社の同僚もトライアスロンに挑戦をはじめ、会社帰りに一緒に泳いだりと、モチベーションを共有できる良い環境のおかげで今回の完走があると思う。

みんなに感謝!チームY最高!!ありがとうございました。
完走を目標にするのは今回までにして、以降はタイムアップにチャレンジしていきたいと思います。引き続きご支援よろしく願いします。

以上

 

田中さん、お疲れ様でした。頑張りましたね。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

佐渡トライアスロンツアー(梶川Report)

梶川です。

4年ぶりとなった今回のレース。壮絶な戦いとなりました。暑くて何度も諦めそうになったのですが、応援部の熱い声援とすれ違うメンバーからの励ましのお陰で、無事完走することができました!制限時間9分前、TEAM・Yのみんなと一緒にゴールできたこと、最高の思い出です!今回のゴールは、10年後、20年後、そして30年経っても、自分の中で輝き続けるものだと思います。改めて大塚ジャパンのパワーを強く感じました!

ちょっともう一言。
記録については、当然のことながら満足しているわけではありません。今回はトライアスリートに復活したにすぎません。完全復活して、またみなさんに本当の俺の姿をお見せしたいと思います。
来年の目標を宣言します。今年のタイムより、3時間30分短縮します!
来年楽しみにしていてください!!

以上。

 

梶川さん、お疲れ様でした。来年楽しみです。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】柴田選手

柴田です。

先日壮行していただいた、ウルトラトレイル デュ モンブラン(UTMB)のレース報告です。レースの雰囲気ですが、当初、参加する私自身、1トレランの大会という認識が強かったのです。が、その想像を超え、シャモニー(と、モンブラン周辺の街)をあげてのイベントという雰囲気、大会の規模、確かにトレラン世界選手権と言っても過言ではないムードがありました。(参加する前は大袈裟だと思ってましたが。)

スタートのときには、音楽、アナウンスで盛り上がるのですが、その時、すごい大会に来れたんだと、感極まるものがありました。

夫婦でUTMB参加ということで、日本のTV局の方々にも質問をされたりしましたが、夫婦別々に走る予定というと、皆残念そうでした。夫婦睦まじく166K、という絵が望ましかったのでしょう。

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今回は天候が不安定で、スタート当日の日中帯は大雨、スタートはしたものの、21K地点のエイドに到着した時点で、コース途中の氷河が崩れたとの事で、レースの中止を知らされました。大会が手配した電車(夜中に緊急で稼働!)でスタート地点のシャモニーまで戻りました。

この時点で夜中の2時、同宿の日本人とやけ酒の準備をしておりましたが、大会からのSMSで、当日6時に再集合、バスで本来であれば78K地点のエイドまで移動し、そこから再スタート(希望者のみ1000人限定)する旨、連絡がありました。急いで100K前後の距離用に装備をパッキングし直し、2時間程仮眠を取った後、バスの出発地点まで向かいました。

※40個用意していたザバスピットインは、20個になりました。 ^^;

但し、前日既に膝に痛みが来ていた妻は、再スタートはしないことにし、応援に回ることにしました。

78K地点のエイドはクールマイヨールというイタリアのスキーリゾートであり、CCCという98Kの別レーススタート地点であります。コースは、モンブランの周囲を1周166Kまわるものから、ほぼ半周、90K程度するものに変更になりました。

翌日の天気は上々で、一部区間を除いてはTVやDVDで見たものを超える、壮大な景色、極上のトレイルを味わうことができました。

但しその一部区間(グラン コル フェレというコース最高地点です)では、急な天候不順による雨や雹と強風による寒さで、命の危険を感じました。
(大袈裟ではありますが、もし足が止まって動けなくなったら、寒さで本当に危険だと思います。)

コースは全て、山を登り、下って麓の町・村がエイドというコースレイアウトになっており、その町・村で歓待を受けます。そのコースレイアウトから、単なるトレランのレースに参加しているのではなく、村から村を旅しているような感覚でした。

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※ツールドモンブラン(UTMB)のコースは、本来トレイルデュモンブラン(TMB)という、7〜8泊かけて巡るトレッキングのコースをトレランレースに使用しているとの事で、コースレイアウトが村から村になっているのが納得です。

タイムを気にせず、完走第一でレースに参加していたこともあり、順位・タイムは遅かったものの、無事完走することができました。実は、10時以降のゴールだと、街が盛り上がっていると聞き、10時のゴールに向けて、タイムを調節してました。完走者はベストをもらえるのですが、これを着ていると、どこでも声をかけられたり、GOODのサインをいただいたり、誇らしかったです。

結果、今回は166Kの完走はできませんでした。トライアスロン・トレラン共々、自分・ライバル・仲間以外にも、自然相手にもレースをするものであり、自分だけでレースをしている訳ではない事を思い知らされました。

でも、コンディションが良くとも166Kを完走できたかどうか?は、コースの半分を走った今でも未知で、完全な自信はありません。来年すぐに、とは今は言えませんが、いつかは再挑戦したいと考えています。

チームの方々にも、応援していただいた方々、一緒にトレーニングしていただいた方々、とても感謝しております。今後とも、一緒にレース・トレーニングを楽しんでいきたいと思います。

もしこのレースに来年出る予定の方がおりましたら、私なりに日本の100K以下のレースと違う準備・知識・コツのようなものを思いましたので、機会があれば、ぜひアドバイスさせていただければ、と思います。

シャモニーは小さな街でコンビニなどはなく、店の閉店も早く開店は遅く、再スタートのときは本当にお腹ペコペコでした。日本で増川さんにいただいたゼリーがあったので、それを食べて最初のエイドまでしのぎました。あれがなければ、再スタートもできなかったかもしれません。

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また愛用のザバスピットインですが、僕は30分毎に半分食べるようにしているので、キャップがついているピットインはとても便利です。今回はお腹が減り、エイドの固形物に執着したので、11個摂るに留まりましたが、味もパワージェルなどよりは甘すぎず、水なしでも摂ることができ、11個も飽きずに食べることができました。とても重宝してます。これからも使い続けたく、無くなってしまうと困ってしまうので、売れ続けるように宣伝しておきます。 ^^;

以上

 

柴田さん、お疲れ様でした。絶景ですね。

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka

【メンバーReport】荒野のアイアンマン

アイアンマンセントジョージの参戦報告をお送りします。

ゴールデンウィーク中の5/1(土)、アメリカ・ユタ州で開催されたアイアンマン・セントジョージ(記念すべき第1回大会)に参戦してきました。参加登録者約2300名のうち、日本人はプロの谷新吾選手とエイジは私を含め2人だけ。ある意味日本代表としての参戦です(笑)。

セントジョージは、ラスベガスの北東約200キロにある小さな街。まわりは昔西部劇映画で観たような赤茶けた荒野と崖ばかり。アップダウンが多く、日中は風も強い。良い意味ではアメリカの大自然を満喫できる、大変タフなコースでした。

スイムコースは州立公園内の風光明媚な湖を1周回。早朝は大抵ベタ凪なのですが、レース当日の水温は15度。スイム後のトランジションでは指がかじかんで、バイクソックスとシューズを履くのに3分くらいかかってしまいました・・・

バイクは途中約75キロのループを2周回しますが、そのループの最初の2/3は途中に斜度8度~12度くらいの坂を何度か含む長~い登り。風は基本アゲインスト。当日は強風ではなかったので、なんとか周回できましたが、レース前々日に下見した時のような強風(風速30Km/hくらい)だったら、途中で気持ちが折れてしまっていたかも知れません・・・

ランも何でわざわざこんなコースにするの(笑)という感じのアップダウンに加え、途中メインコースから脇道に入るループが2箇所あり、それぞれ往路で2回、復路で2回の合計4回通過しますが、ここにもまた結構アップダウンがあります。

スイムで凍え、バイクの向かい風と坂に消耗し、ランのアップダウンで脚をやられ、残念ながらタイムも順位も散々でした。が、この難コースを諦めずに完走できたという達成感からか、ゴール時には思わずガッツポーズが出てしまいました。

現地の選手によると、北米のアイアンマンは平坦なスピードコースが多く面白味に欠けるという評価が多いそうで、そういう意味ではアメリカ人の心の故郷である(?)西部の荒野の中でのアップダウンの多いタフなこのレースは、もしかすると今後アメリカ人には人気のレースになるかも知れません。(注:他の北米アイアンマンはレース翌日には翌年のエントリーがSold outになってしまいますが、セントジョージはレース終了から半月経った今でもOpenです。さすがのアメリカ人も難コースにビビッてしまったのでしょうか(笑)。

バイクもランも坂が得意で我慢強い方は機会があれば是非セントジョージにトライしてみてください!

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チーム・Y 諸岡選手より

 

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Triathlon “ MONO ” Journalist     Nobutaka Otsuka